歴史を変えた大統領の“実像”を描く。映画『リンカーン』新予告編が到着

2013.1.25 11:00配信
『リンカーン』(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO. LLC

スティーブン・スピルバーグ監督が、オスカー俳優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎えて、米国史に名を残す偉大な政治家エイブラハム・リンカーンの真実を描いた映画『リンカーン』の最新予告編映像が公開された。本年度の米アカデミー賞で最多12部門の候補になっている作品だ。

『リンカーン』予告編

本作は、アメリカ合衆国第16代大統領になったリンカーンが南北戦争の中で、奴隷制度の廃止を明文化する米国憲法修正第十三条を議会で通過させるため、自らの信念を貫こうとする姿を描く感動作。スピルバーグが12年もの間、撮ることを熱望していた作品で、デイ=ルイスだけでなくサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズら豪華なキャストが集結している。

スピルバーグ監督と製作陣が12年もの歳月を投じて構想をねる中、別の俳優が主演候補だった時期もあった。しかし、最終的にリンカーン役に選ばれたのは、名優ダニエル・デイ=ルイスだった。スピルバーグ監督は「ダニエルはリンカーンのことを何から何までわかっていた。私にも理解不能なレベルまで把握していた。だから役づくりについて彼に尋ねたことはないし、疑問にも思わなかった」と振り返る。

このほど公開された映像に登場するリンカーンは、決して“聖人”でも“英雄”でもない。ボソボソと相手を諭すように話しかけ、ゆったりと歩き、焦りで声を荒げる場面もあれば、苦しみと哀しみに声を失う場面もある。しかし映像の冒頭でスピルバーグ監督は本作をこう説明する。「史上“最も愛されたリーダー”の知られざる物語です」。

どんな時も屈することなく信念を持ち続け、人々を良き方向に導くためにはいかほどの犠牲と、いかほどの交渉が必要なのかを理想ではなく“現実の問題”として考え続けたリンカーンを描く本作は、多くの人の中にある“偉大な大統領”のイメージを大きく塗り替える作品になりそうだ。

『リンカーン』
4月13日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

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