『ダイ・ハード/ラスト・デイ』公開記念イベントの模様

ブルース・ウィリス演じる“世界一ツイていない刑事” ジョン・マクレーンの奮闘を描く人気シリーズ第5弾『ダイ・ハード/ラスト・デイ』の公開記念イベントが12日に東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、女優の酒井法子が出席した。

酒井が映画イベントに出席するのは、芸能活動復帰後初めて。約350人の取材陣が駆けつける中、酒井はバイクの後部座席に乗り颯爽と登場し「『ダイ・ハード』シリーズ、大好きなんです。これでもかの困難をボヤきながら乗り越えるところが感動します」とアピール。すでに最新作も鑑賞しており「今までは『やっぱりパート1が最高』って思っていましたが、超えちゃいましたね。バレンタインに公開ですし、カップルで楽しめば盛り上がること間違いなし」と太鼓判を押した。

映画最新作は主人公のジョンがモスクワを舞台に、自分と同じぐらいツイてない息子ジャックと共闘し、凶悪なテロリストに立ち向かう姿を描いている。劇中同様“運悪く”トラブルによる本編完成の遅延が理由で、ウィリスの来日キャンペーンがキャンセルになってしまい「できれば、“生ジョン”に会いたかった」(酒井)。それでもジョンをかたどった等身大のチョコレートが登場すると「やっぱり素敵」とホレボレしていた。

イベントにはタレントで空手家の角田信朗、日本語吹替版で息子ジャックの声を務める俳優の野沢聡(のざわそう)も来場した。極寒の中タンクトップ姿で登場した角田は「最近の男はわずらわしい困難を見て見ぬふりしがち。ジョンはついつい背負い込んでしまい、最後にはタフに解決する理想の男性像」と絶賛。また、野沢はジョンの声で長年愛された声優の故・野沢那智さんの息子で「とても光栄なこと。僕自身、ジョンを演じる父の背中を見て育ったと言っても過言ではないですし、この作品を亡き父・野沢那智に捧げたい」と感無量の面持ちだった。

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』
2月14日(木) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開