グランプリのプレゼンターを務める竹中直人(左)

1年間に国内で発売されたブルーレイソフトを対象に、ブルーレイの特徴を最も生かした映画作品を審査・表彰する第5回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞の授賞式が、本日15日に都内で行なわれ、グランプリをはじめユーザー大賞など全15部門の受賞作品が決定した。

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グランプリに選ばれたのは『ヒューゴの不思議な発明』 3Dスーパーセット。審査員は「これほど豪奢で情報量が多く、また表現性が深く、しかも多彩な作品はこれまでなかった。芸術性と高画質性をきわめて高い次元で両立させたことが、あまたの強豪を抑え、見事グランプリに輝かせたのである。画調的にはまったく新しく、似ている映画が無い。フィルムなのかデジタルなのか一見では判別できないまさに画質のファンタジー。3Dとしても素晴らしいし、2Dも圧倒的な表現力だ。映画をリスペクトする内容もグランプリにふさわしい」と本アイテムを高く評価。プレゼンターを務めた竹中直人は「マーティン・スコセッシ監督が大好きで、『ヒューゴの不思議な発明』は劇場でも観ていた作品だから、今回の受賞はビックリしました。今回、全部にグランプリがついてもいいくらい、熱い作品が多かった。本当にブルーレイってすごいと思う。もっと多くの人にブルーレイの良さを知ってもらいたいし、映画を多くの人に観てもらいたい」とコメントした。

また、ユーザー大賞は、『glee/グリー シーズン3』ブルーレイBOXに決定。一般ユーザーからの投票で最も多くの投票数を獲得した作品が選ばれる賞で、投票したユーザーからは「凝ったセットや歌唱力をよりよく再現できるブルーレイ力! 最高です! 特典映像にパフォーマンスだけのジュークボックスが入っているところもお気に入り!!」といったコメントが寄せられた。