主題歌を担当するSEKAI NO OWARI

人気シリーズ“クレヨンしんちゃん”の映画21作目『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』の公開が4月20日(土)に決定し、ロックバンド・SEKAI NO OWARIの新曲『RPG』が主題歌になることが発表された。

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本作は、コミック原作・TVアニメなどで人気を誇る“クレヨンしんちゃん”の映画第21作目。日本のB級グルメを守る“伝説のソース”を運ぶことを任された主人公・しんのすけとその仲間たち“カスカベ防衛隊”が、世界A級グルメの魔の手を振り切って壮大かつハチャメチャな冒険の旅に出る姿を描く。

SEKAI NO OWARIは、2011年にメジャーデビューした4人組のロックバンド。シングル『眠り姫』で一躍人気を獲得し、その後もメジャー1stアルバム『ENTERTAINMENT』では第54回レコード大賞優秀アルバム賞を受賞するなど、新進気鋭の注目バンドとして活躍している。このほど主題歌に選ばれた楽曲は、彼らにとって10ヶ月ぶりの新曲。映画の主題歌を担当するのは今回がはじめてということで、「今回は主題歌のお話を頂いて、心からうれしく思っております。私たち幼馴染みはいつの日か“友達”へと変わり、オトナになって“仲間”という名前に変わっていきました。歌詞の中にある“空は青く澄み渡り海を目指して歩く 怖いものなんてない僕らはもう一人じゃない”という言葉は、仲間と共に戦えるというのはこんなにも心強く、時にこんなにも寂しい思いをするのかと思いながら書きました」と喜びを語っている。

また、テレビ朝日プロデューサーの松久智治氏は、「SEKAI NO OWARIさんの詩とメロディが送り出す、物語のような幻想的な世界や、人を思いやる気持ち、そして時に表現される冒険感は、非日常の世界に飛び出す“しんちゃん”の映画にぴったり合うと思っていました。ある日、自宅でSEKAI NO OWARIさんの歌(『スターライトパレード』)を歌う、“しんちゃん”と同じ5歳の娘の歌声が。聞けば一度TVで見ただけで覚えたとのこと。親と子の心を瞬時につかむ詩とメロディ。確信をもって主題歌をお願いしました」と、主題歌決定までのいきさつを説明。仲間と協力しあいながら、時に可笑しく、時にたくましく悪に立ち向かう“クレヨンしんちゃん”たちの姿を描いた映画の世界観と、SEKAI NO OWARIの楽曲がスクリーンでどのように融合するのか気になるところだ。

『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』
4月20日(土)全国公開