『レ・ミゼラブル』のアン・ハサウェイ(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved

アカデミー賞で助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイが授賞式で着ていたピンクのドレスは、彼女の第一希望ではなかったことがわかった。最後に考えを変えたことについて、ハサウェイは理由を説明し、ヴァレンティノに対して公に謝罪している。

ハサウェイとヴァレンティノは、長年親しい関係を築いてきた。昨年のアダム・シュルマンとの結婚式でも、ハサウェイはヴァレンティノがデザインしたウエディングドレスを着ている。今回のアカデミー賞でも、ハサウェイはシルバーのヴァレンティノのドレスを着ると決めていたが、「前日夜遅くに、似たようなドレスを着て出席する女性がいると知り、ほかの人たちのためにも、自分の計画を変えたほうがいいと判断しました」と、どたんばになってプラダのドレスに変更した理由を説明。ハサウェイはさらに、「これまで深く、意義のある関係を築いてきたヴァレンティノのドレスを着るのを楽しみにしていただけに、辛い決断でした。最終的に着たドレスも気に入っていますが、この決断のせいでがっかりさせてしまった人たちにお詫びします」と語っている。

文:猿渡由紀