TOHOシネマズのキャンペーンサイトより。

先日、TOHOシネマズが発表した「ドコモのケータイで映画が800円になる」キャンペーンが、本日24時よりいよいよスタートする。対象となるのは、全国のTOHOシネマズで3月8日(金)~15日(金)に上映される『オズ はじまりの戦い』のチケット。“ドコモ ケータイ払い”を利用してインターネットチケットを購入した場合に、料金が800円となる(3D版は別途3D鑑賞料金が必要)。もともと、インターネットチケットやケータイ決済の導入等に業界でも最も積極的に取り組んでいる同社だが、その狙いは何なのか。

対象となる『オズ はじまりの戦い』の写真

「目的は、ケータイ決済の利用率を上げること。クレジットカード決済と違って携帯電話で手軽に決済できるケータイ払いは、利用者の間口も広まり、またスマートフォンの普及が進んでいる今の世の中とマッチしていると考えています」とは、TOHOシネマズの企画担当者。同社がケータイ決済のサービスを導入したのは09年で、スマートフォン決済対応がちょうど1年前。確かに、ここ数年でモバイル端末の環境は大きく変わってきた。

映画館に行くと気がつく人も多いと思うが、ここ数年で、シネコンを中心にインターネットチケットの普及は急速に進んでおり、窓口で紙の前売り券を提示したり、初日に行列に並ぶなどということはめっきり少なくなった。昔ながらの光景を惜しむ声もあるが、サービスの利便性が高まるとともに料金の選択肢も多様になるのは映画ファンにとっては嬉しいこと。対応機種をお持ちの方はぜひ一度、試してみてはいかがだろう。

『オズ はじまりの戦い』
3月8日(金)全国公開