1988年PFFグランプリ作『電柱小僧の冒険』と、2001年企画賞の『犬猫』

今秋に開催される第35回ぴあフィルムフェスティバルのプレイベントとして、1977年から現在までの自主映画の歴史を振り返る大規模な特集上映“ルネッサンスPFF ~新たな映画の歴史に向かって~”が4月6日(土)から東京のテアトル新宿で開催されることが決定した。

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本イベントは、ぴあフィルムフェスティバルのメイン企画であるコンペティション“PFFアワード”の入選作品を中心に、劇場未公開作や未DVD化を含む作品を連日上映するもの。また、近年の入選作品の中から7作品を厳選して上映し、自主映画の“現在”も見通せる企画も登場する。

2週連続で週末に行われるオールナイト上映では、『KOTOKO』の塚本晋也監督、『ロボジー』の矢口史靖監督、『悪人』の李相日監督、『GANTZ』の佐藤信介監督らがPFFに出品した自主映画をまとめて上映。人気監督の“原点”が垣間見える内容となる。

また、廣末哲万と高橋泉の映像製作ユニット“群青いろ”が発表してきた作品を一挙に上映する。ふたりは世界各国の映画祭で高い評価を集め、受賞などもしているが、作品の多くが自主上映会でのみ上映され、DVD化されていない作品がほとんどだ。今回はベルリン、ロッテルダムなどの映画祭で話題を呼んだ作品が連日上映されることが決定しており、彼らの全貌を把握できる“見逃し厳禁”の企画になっている。

ルネッサンスPFF ~新たな映画の歴史に向かって~
4月6日(土)から19日(金)まで連日レイトショー
※6日(土)と13日(土)はオールナイト上映
会場:テアトル新宿

第35回PFFぴあフィルムフェスティバル
2013年秋、東京にて開催予定。全国順次開催