ガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス) (c)N.G.E ガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス) (c)N.G.E

いよいよJ1昇格争いがプレーオフに突入する。3位・名古屋グランパスが6位・ジェフユナイテッド千葉を、4位・アビスパ福岡が5位・東京ヴェルディを迎え撃つのだ。

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『2017J1昇格プレーオフ』は年間順位の優位性が確保されている。一発勝負の舞台は年間順位が上位のクラブのホームで行われる。引き分けでも、上位クラブの勝ちとなる。つまり、名古屋と福岡に確かなアドバンテージがあるのだ。

だが、しかし、過去5度の『J1昇格PO』を振り返ってみると、3位のクラブが昇格を手にしたのはただの一度のみ。4位と6位のクラブは二度ずつJ1昇格を果たしている。

しかも、名古屋は千葉に『明治安田生命J2リーグ』第41節で0-3の完敗を喫している。千葉が試合を通して、代名詞であるハイライン・ハイプレスを実行。フアン・エスナイデル監督も「ファンタスティックなゲーム」と胸を張る勝利だった。そもそも、千葉にはリーグ戦7連勝で『J1昇格PO』出場権を手にした勢いがある。名古屋は『J1昇格PO』の優位性を感じてはいないだろう。ただ必要以上に相手を恐れてもいないはずだ。

2週間前の千葉戦では大黒柱のガブリエル・シャビエルがケガから4試合ぶりに復帰したものの、低調なパフォーマンスだった。が、背番号44は最終節のカマタマーレ讃岐戦で復調した。そもそも、風間八宏監督には完敗の認識はない。試合後、指揮官は「すごく拮抗したゲーム」と評した。さらに「相手がどういうふうに来ているか、それに対してどう反応するか。今日はタイミングを少し変えることで破れたはず」と言及した。

もうひとつの福岡×東京Vも、第39節で対戦したばかり。1か月前のゲームでは東京Vが主導権を握りながら、両GKの好セーブもあり、スコアレスドローに終わっている。福岡・井原正巳監督が「体を張る部分、戦う部分を選手たちは見せてくれた」と手応えを感じれば、東京V・ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督も「後半は勝利に値するプレーができたが、この結果は悪くない」と満足感を口にした。

ただ、リーグ戦最後の5試合の結果を見ると、東京Vが3勝1分1敗に対し、福岡は1勝3分1敗。福岡の結果を勝ち切れないと不安視するか、負けないと評価するかは微妙である。また、ホーム・レベルファイブスタジアムが、『ラグビーワールドカップ2019』に向けての大規模改修工事のため使用できないのも気になる。

『2017J1昇格PO』準決勝は11月26日(日)・名古屋×千葉・パロマ瑞穂スタジアム、福岡×東京V・えがお健康スタジアムにてキックオフ。12月3日(日)の決勝に勝ち進むのは? チケット発売中。

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