『変態仮面』映画公開で加速する、日本の”変態”カルチャー

2013.3.26 10:30

女性のパンティを顔面にかぶることで超人的パワーを発揮できるという漫画『究極!!変態仮面』が、まさかの“実写映画化”発表!今回はそんな伝説的コミックが各方面に与えた影響、そして変態仮面のDNA(?)を受け継いだ“2010年代の変態コミック”まで、”変態”づくしの情報をお届けしたい。

 

4月6日(土)新宿バルト9にて先行公開 4月13日(土)より、全国公開 『HK 変態仮面』(C)2013 「HENTAI KAMEN」製作委員会  

 “それは私のおいなりさんだ。”

連載終了から20年を経てなおカルトな人気を誇る漫画『究極!!変態仮面』。女性のパンティを顔面にかぶることで超人的パワーを発揮できるという、前代未聞の背徳的ヒーローを描いたこの作品が、まさかの“実写映画化”発表。4月13日からの全国ロードショーを控え、かつてジャンプ少年だった20代~30代の男性中心に話題を呼んでいる。

 

 

実写版のタイトルは『HK 変態仮面』。監督は『勇者ヨシヒコ』『コドモ警察』の福田雄一氏、脚本協力には原作の熱狂的ファンだという小栗旬氏がクレジットされ、そうした意味でも話題性は十分。主演を務めるのはモデル出身の俳優、鈴木亮平氏。この映画のために約1年間かけてカラダ作りに励んだというだけあり、原作さながらのマッシブな肉体美も見どころだ。

今回はそんな伝説的コミックの映画公開に先がけ、原作ストーリー紹介、本作が各方面に与えた影響、そして変態仮面のDNA(?)を受け継いだ“2010年代の変態コミック”まで、”変態”づくしの情報をお届けしたい。

■フォオオオォ!クロス・アウッ!(脱衣)

 

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『変態仮面』の主人公・色丞狂介(しきじょうきょうすけ)は、高校で拳法部のエースとして活躍する好青年。だが彼には刑事でドMの父親と、現役SM女王様の母親から受け継いだ“変態”の血が色濃く流れていた。女性のパンティを顔にかぶることで潜在能力をフルに引き出し、悪を成敗する謎のヒーロー・変態仮面に変身できるのだ。ひと目ぼれしたクラスメートの愛子ちゃんにこんな姿を見られたくないと願いつつ、親から譲り受けた正義感と変態の血がそれを許さない。パンティがあれば反射的にかぶって変身してしまう――そんな狂介の苦悩と快感に満ちた戦いを描くアクションギャグ漫画である。

当時の読者を楽しませ、またドン引きさせたのが変態仮面の外見。パンティのクロッチ部分がちょうど鼻先にくるように装着し、眼光だけは異様な鋭さを放っている。また、変身時には興奮のあまり「クロス・アウッ!」の掛け声とともに脱衣するため、ほぼ常時全裸。かろうじて白ブリーフ1枚と女性用ストッキングが下半身を隠しているだけだ。

登場&必殺技の演出も秀逸。悪党のそばに気配もなく潜み、ブリーフを食い込ませた股間を突き出しておく。そして悪党が股間に触ってしまい「ん……何だこれ、生暖かいぞ?」「それは私のおいなりさんだ」「ぎゃあー!?」のやりとりが代表的なパターン。おいなり(ちまきと呼称する場合も)状に引き絞った股間を触らせることで悪党の戦意を喪失させ、その後の戦闘を有利に運ぶのだ。トドメの必殺技も、敵の顔面に股間からダイブして襲い掛かる「地獄のジェットトレイン」、何枚もの鏡に自分の姿を映し出して一斉に股間から迫っていく「鏡の中のアリス」など股間づくし。餌食となった悪党は天国と地獄を同時に見たような顔をして轟沈する。

 

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