映画『リンカーン』とスティーブン・スピルバーグ監督

スティーブン・スピルバーグ監督が、米国史に名を残す偉大な政治家の真実を描いた映画『リンカーン』が4月13日(金)から日本公開になるが、本編上映前にスピルバーグ監督のメッセージ映像が上映されることが発表された。

本作は、アメリカ合衆国第16代大統領になったリンカーンが南北戦争の中で、奴隷制度の廃止を明文化する米国憲法修正第十三条を議会で通過させるため、自らの信念を貫こうとする姿を描く感動作。監督が12年もの間、撮ることを熱望していた作品で、ダニエル・デイ=ルイス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズら豪華なキャストが集結し、デイ=ルイスは第85回アカデミー賞主演男優賞を受賞している。

本編上映前に上映される映像は、スピルバーグ監督自らが映画の背景について説明し、リンカーンの魅力について語っている様子をおさめたもの。映像は日本限定のもので、「初めて人間味あふれるリンカーン像を描き、世界中を感動に包んだ本作をより楽しんでいただく」という配慮から20世紀フォックス映画宣伝部が監督に直接オファーして実現した。監督が自作の上映前にコメントをつけるのは初の試みだが、解説がつくことでより深く作品を楽しめるのではないだろうか。

『リンカーン』
4月13日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO. LLC

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