“古代日本”で繰り広げられる究極の恋愛劇。『二都物語』いよいよ開幕

2013.4.4 15:4配信
会見より。堀北真希、大杉漣 会見より。堀北真希、大杉漣

舞台『二都物語』が4月3日、東京・東急シアターオーブで開幕。同日、公開舞台稽古が行われ、稽古直前には草なぎ剛、堀北真希、小澤征悦ら主要キャストが会見を行った。

舞台『二都物語』公演情報

原作は、これまでも世界中で舞台化・映画化されてきたチャールズ・ディケンズの同名小説。このベストセラー小説を、土田英生の脚本、板垣恭一の演出で、設定を古代の日本に置き換えるなど大胆なアレンジを施したエンタテインメント大作だ。革命が起こり激動する小国とその隣国を舞台に、天涯孤独な青年・スクネ(草なぎ)、家族思いの可憐な女性・サクヤ(堀北)、貴族の子息・マナコ(小澤)の3人が織り成す悲恋の物語が描かれる。

会見では「ドキドキワクワクしています。緊張もあるけど、楽しもうという気持ちのほうが大きい」と笑顔を見せた草なぎ剛は、粗暴に振る舞いながらも、どこか悲しみをたたえたスクネを熱演。「草なぎさんは殺陣をすぐ覚えてしまう。セリフも迫力があって、かっこいいシーンがたくさんあるんです」と堀北真希も絶賛する通り、大舞台を所狭しと駆け回り、圧巻のアクションシーンも披露する。

「いろいろな感動がみなさんの心に残るように演じたい」という堀北真希は、可憐な佇まいの中に芯の強さを持つヒロイン・サクヤを演じる。本作が2度目の舞台出演とは思えぬほどの堂々たる演技に、共演者たちも「真希ちゃんはすごく大人。僕らを引っ張ってくれるし、気持ちがぶれないんです」(草なぎ)、「彼女は陰の座長です(笑)」(小澤征悦)とベタ褒めだ。

一方、小澤征悦は、スクネとは対照的な理想家の青年・マナコを爽やかに体現。「目の前で役者が汗水流して頑張っている姿から、何かを感じてもらえたら」と抱負を語る。

なお会見では、報道陣から、草なぎ、堀北、小澤の“三角関係”に関する質問も相次いで飛び出し、「草なぎさんと小澤さん、どちらがタイプ?」と聞かれた堀北が「う~ん……」と答えに窮するひと幕も。すると草なぎが、「実は僕、真希ちゃんと小澤さんよりも稽古場に行く回数が少なかったんですけど、その間にふたりがすごく仲よくなってて(笑)。本番の期間で、この差を取り戻したい。それぐらいの気持ちで取り掛からないと、お芝居もできないので」と冗談交じりに意気込みを語った。

さらに見逃せないのが、脇を固める実力派俳優たちだ。大杉漣は重厚に、高橋惠子は大らかに、円熟した芝居で場を引き締め、橋本じゅん、皆川猿時が、持ち前のコミカルな存在感で物語に彩りを添える。

加えて、俳優たちの熱のこもった芝居を支えるスタッフワークも特筆すべき点。各シーンをつなぐ岩代太郎によるオリジナル唱歌、シアターオーブの大舞台を活かした壮大な美術など、まさに生の舞台でしか味わえない感動をもたらしてくれるはずだ。

公演は4月30日(火)まで同劇場にて。チケット発売中。

取材・文:泉 英一

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