◯◯なんだから

「まったくもう」というニュアンスで使うことが多いですね。

例えば「おもちゃを片づけて」と子どもに声をかけたのに、いつまでも終わらないと親もイライラしてしまいます。

こんな時に「やることが遅いんだから」などと言ってしまうと「遅い」というネガティブなイメージがつくので「丁寧に片づけようとしているんだね」とポジティブな言葉に変換してみましょう。

同じような意味でも「ママ・パパに叱られた」と感じるのと「気持ちに寄り添ってもらった」と感じるのとでは受け取り方にだいぶ違いが生まれるからです。

他にも「何をやるのも時間がかかる」を「何事もしっかり向き合う」に、「よく泣く」を「感情表現豊か」に、いくらでもプラスに手直しすることができますね。

◯◯ちゃんはできるのに

ママ友に「本当にうちの子は何もできないから」なんて自虐的に話していませんか。

子どもはそのような言葉をよく聞いているので注意しましょう。

例えば、ひらがなの読み書きに挑戦して、ちゃんと書けないでいる子どもに「◯◯ちゃんはできるのに」「どうしてできないの?」と叱ってしまったとします。すると子どもはその言葉を真に受けて、「自分は他の子と比べて劣っている」と感じることに。

自信喪失のきっかけになるので、基本的に誰かと比較することはやめましょう。

人にはそれぞれ得意不得意があるので「上手におしゃべりできるね」「転んでもいつも泣かなくて偉いね」と、その子の長所を見るようにしてくださいね。

親の発言が子どもの気持ちを大きく左右します。

その子に合ったやわらかな表現を心がけてくださいね。

恋愛記事を中心に執筆しているライター。元保育士としての経験を生かした記事も得意。30代後半から婚活をはじめ交際から3ヶ月でスピード婚を果たす。趣味はカフェ巡りで落ち着いた空間でゆっくりすることが好き。