『劇場版 水滸伝』 (C)2012 水滸伝

55億円を投じて製作された全86話の歴史スペクタクルドラマ『水滸伝』が再編集され、『劇場版 水滸伝』として5月25日(土)より劇場公開されることが決定した。

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『水滸伝』は、『三国志演義』『西遊記』と並ぶ“中国三大名著”のひとつ。汚職官吏や不正がはびこる北宋時代を舞台に、様々な事情で世間からはじき出された108人の男たちが、戦いを経て“梁山泊”(りょうざんぱく)と呼ばれる自然の要塞に集結し、やがて志を胸に“悪徳官吏を打倒し、国を救う”ことを目指す様を描き出す。

このたび公開される劇場版は、約3870分の本編から主要な登場人物に焦点を絞って約100分に再編集したもの。発売元であるジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは「現代に生きる我々の精神にも通じる本作品をより身近に触れていただく機会を設けたいという狙いから、劇場公開することを決定いたしました。100分版の出来が非常に素晴らしいので、まずは映画を観ていただき、DVDのドラマ本編でさらに深く『水滸伝』を味わっていただけたら、二度楽しめる作品になると思います」とPR。また、ユナイテッド・シネマ豊洲の支配人は「55億円かけ、リアルさにもこだわった迫力のある映像の数々に圧倒されました。この貴重な機会に『水滸伝』の臨場感をスクリーンでぜひ体感してほしいと思っています。初めての試みですが、大いに期待しています」とコメントを寄せている。

本作は、40億円を投じ、東京ドーム6.5個分の敷地に建設した巨大な撮影地“水滸伝パーク”で撮影を敢行。CG技術をほぼ使わず、人が生身で行うアクションと、実際の建築物の中での撮影にこだわり、“リアルさ”を追求したシーンの数々も見所のひとつとなっている。

『劇場版 水滸伝』
5月25日(土)よりユナイテッド・シネマ豊洲にて限定ロードショー

『水滸伝』
DVD-SET1(6枚組):6月5日(水)発売
価格:18900円(税込)
※同日レンタル開始 DVD-Vol.1-10
発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント