ミュージカル『アニー』 ミュージカル『アニー』

“丸美屋食品ミュージカル『アニー』”が、4月20日、こどもの城 青山劇場(東京都)にて開幕。前日の19日には公開リハーサルが行われ、ひと足早く同劇場を感動の渦に巻き込んだ。

ミュージカル『アニー』チケット情報

『アニー』は今年で28年目を迎えるロングセラー・ミュージカル。1933年のニューヨークを舞台に、孤児院に置き去りにされた少女アニーが、希望を捨てず、明るく元気に生きる物語。オーディションで約9,000人の中からアニー役を射止めた吉岡花絵ちゃん、石川鈴菜ちゃんを始めとする子供キャストは、S(スマイル)組とT(トゥモロー)組に分かれ、Wキャストで上演。億万長者ウォーバックス役の目黒祐樹、秘書グレース役の彩輝なお、孤児院の院長ミス・ハニガン役の佐藤仁美、弟ルースター役の川久保拓司らが、子供たちの脇を固める。

オーケストラによる生演奏に乗って、全身を使って一生懸命にダンスをし、透き通る歌声を披露する子供たちに、瞬く間に心を奪われる。暗い時代の中で希望を失った大人たちが前向きに歌うアニーの姿に励まされていくように、観る者にも元気と希望を与えてくれているようだ。タップキッズが魅せる一糸乱れぬダイナミックなタップダンスは圧巻のひと言。代表曲『トゥモロー』を始めとする名曲の数々を歌う子供たちの凛とした姿に、強く胸を打たれた。

リハーサルの合間に行われた囲み取材では、アニー役のふたりは、「私にとって初めての大舞台。緊張していますが、練習の成果を発揮できるように成功させたいです」(吉岡花絵)、「舞台は集中力が必要。元気にアニーになりきって頑張りたいです」(石川鈴菜)とそれぞれ元気いっぱいに意気込みを語った。ミュージカル初挑戦となる佐藤仁美は、「アニーのふたりから元気なパワーをもらっています。歌もダンスも私よりも上手くて勉強になります。とても楽しんでやっています」と、アニーのふたりとも息がぴったりのようだ。

“丸美屋食品ミュージカル『アニー』”は、5月6日(月・休)まで、青山劇場(東京都)にて開催。チケット発売中。また今夏には、8月8日(木)から14日(水)まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪府)、8月18日(日)とりぎん文化会館 梨花ホール(鳥取県)、8月23日(金)から25日(日)まで愛知県芸術劇場 大ホール(愛知県)で開催される。