『オブリビオン』のトム・クルーズ(C)2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

トム・クルーズとアーミー・ハマーが『Man From U.N.C.L.E.』で共演することになった。60年代に日本でも放映され、人気を呼んだテレビシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』の映画化だ。

その他の写真

『Man From U.N.C.L.E.』を映画化するプロジェクトは、もともとスティーブン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー主演の予定で進んでいたが、ケガを理由にクルーニーが降板。後にブラッドリー・クーパーやライアン・ゴズリング、チャニング・テイタムなどが候補に挙がったものの実現せず、やがてソダーバーグも降板した。ガイ・リッチーが監督に決まってからもなかなか先に進まず、リッチーが別の作品を検討し始めたところへ、クルーズの主演が決定。共演に今注目のハマーが決まったことで、勢いを盛り返した。ハマーはこの夏の期待作『ローン・レンジャー』でジョニー・デップと共演している。

映画は冷戦のまっただなかにある60年代を舞台にしたアクションもの。アメリカとソ連のスパイを描くもので、クルーズはアメリカ人、ハマーはソ連人を演じる。

文:猿渡由紀