大竹一樹(左)、三村マサカズ(右) 撮影:源 賀津己 大竹一樹(左)、三村マサカズ(右) 撮影:源 賀津己

TVバラエティで活躍中のお笑いコンビ・さまぁ~ずが、2年ぶり9回目となる『さまぁ~ずライブ』を6月に開催する。

『さまぁ~ずライブ9』チケット情報

生の舞台の上で爆笑コントの数々を披露するこのライブシリーズは、全編にわたって、大竹一樹独特のセンスあふれるボケと、三村マサカズの熱を帯びたツッコミが満載。今やTVではほとんど見ることができなくなった“さまぁ~ずのコント”を堪能できる貴重な機会として人気を集めている。レギュラー番組を9本も抱え、多忙を極める中、全身全霊でライブに取り組む彼らの胸のうちとは?

近年はほぼ2年の間隔でライブを行っているさまぁ~ず。(前名の)バカルディ時代は「年に1回か2回はライブをやってたんですよね」と話す大竹。「ここ10年ぐらい、お仕事的にもちょっと忙しくなってきて。そうすると、年1(の開催)だと“もうやるの?”って感じになっちゃうんですよ」と三村が続ける。

多忙なスケジュールの中、それでもライブをやり続けるのは理由がある。「結局ね、好きなんですよ、ふたりともお笑いが。それがいちばん大きいですかね。あと、今はこういう場でしかネタをやる機会がないんで。やるしかないっていうか、待ってるだけじゃ何も始まりませんからね」(大竹)、「何年も(ライブの間隔が)空いちゃうと、あのときみたいなツッコミできんのかな、とか不安になってきちゃうんですよ。まぁたぶんできるんでしょうけど、なんか恥ずかしくなっちゃったりもして」(三村)。

『さまぁ~ずライブ』はネタ作りから細かい演出に至るまで、ステージのすべてを大竹、三村のふたり自らが手掛けているのも魅力のひとつだ。それでも最近はネタ作りに苦労していると明かす。「ネタが自動的に生まれてこないかなって思います」(三村)、「誰か台本書いてくれないかな、とかね。俺たちはそれをちょこっと直すぐらいで」(大竹)。こう話すふたりだが、「まぁでも、それだと納得行かないんでしょうねぇ。結局、一から自分たちで作ることになると思いますけどね」と大竹が本音をポロリ。

ファンのみならず世のお笑い通からも高い評価を受けている『さまぁ~ずライブ』。練りに練られた笑いの世界を劇場で確かめたい。

公演は6月20日(木)から23日(日)まで、東京・天王洲 銀河劇場にて。チケットは5月11日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは5月3日(金・祝)11:00から9日(木)11:00まで先行抽選プレリザーブの申し込みを受付ける。

さまぁ~ずインタビューの全文はチケットぴあ「今週のこの人」コーナーに掲載中。

取材:泉 英一