「天然物のたい焼き」はどう違う? 「東京3大たい焼き」を食べ比べてみた

2013.5.11 10:30

「東京3大たい焼き」として行列の絶えない老舗3店舗をご紹介。「人形町」「麻布十番」「四谷」と、それぞれの街も楽しみながら「東京3大たい焼き」巡りをしてきました。

東京には「東京3大たい焼き」と呼ばれるたい焼きがあるのをご存知ですか?

東京にはおいしいたい焼き屋がたくさん存在しますが、その中でも、人形町の「柳屋」、麻布十番の「浪花家総本店」、四谷の「わかば」が作るたい焼きは「東京3大たい焼き」として行列の絶えない老舗として有名なお店です。

この3店では「天然物のたい焼き」が食べれることも人気の理由。実は、専門家の間では縁日や近所のスーパーなどで店頭販売されているたい焼きは「養殖物のたい焼き」と呼ばれ、大きな鉄板で複数匹同時に焼き上げられるのが特徴。リズミカルにあんこを次々と乗せていく姿をみなさんも一度は見たことがあるはず。

一方、老舗と呼ばれるたい焼き屋は「一匹だけの型」を使って焼き上げるのが特徴。そのようにして焼き上がったものは「養殖物」と区別して「天然物」と呼ばれているそうです。大きな鉄板で焼くよりも、より手間と時間がかかる上、鋳物で出来た型を一匹ずつ焼き上げるには相当な体力も必要。しかし、そんな「天然物」のたい焼きは皮の芳ばしさや火の通り方などが、養殖物とはひと味もふた味も違うとても味わい深いものになります。

今回はそんな「東京3大たい焼き」とも呼ばれる3店の老舗を訪れ、実際のたい焼きを徹底比較をしてみようという企画。実はこの3店は、地下鉄を使えば一日で巡ることが出来る距離にあるため「東京たい焼きツアー」として、たい焼き好きの間ではちょっとした人気ツアーになっているとか。

今回は人形町の「柳屋」、麻布十番の「浪花家総本店」、四谷の「わかば」の順番で移動。その様子をレポートいたします。
 

人形町「柳屋」

まず初めに訪れたのが、1916年に創業された「柳屋」。東京メトロ日比谷線の「人形町」A1出口を曲がってすぐの場所にあります。出口を曲がると、近くの「森乃園」からほうじ茶のいい匂いが漂ってくるはず。その匂いのする方向に進めば、歩道に沿って行列ができている「柳屋」を発見することができます。
 

この日は休日ということもあり、お昼前にも関わらず、すでに40人ほどの行列。一匹だけ買う人も入れば、数十匹購入する人もいたりと、待ち時間はその日によって異なりそうです。周りにはすでにたい焼きを手にした人々が立ったまま頬張る姿も見え、並ぶ間も期待感は膨らむばかり。店前では職人が手際よく次々とたい焼きを焼き上げていく様子が見られるため、並んでいる時間もあっという間に過ぎていきます。

結局、この日は30分ほどで順番が回ってきました。一匹のお値段は140円。かわいい袋に包まれたたい焼きは、焼きたて釣りたて(?)のアッツアツ!一口食べてみて驚くのは、皮の絶妙な焼き加減。外はとてもカリッとしているのですが、中はもちっとしているのがここの皮の特徴。天然物ならではの焼き加減です。

 

 

中にはあんこがぎっしり。大粒の豆の食感がしっかりと残っているのも特徴。素朴な味の皮と絶妙な相性でマッチしていて、あっという間に食べてしまうほどのおいしさ。

もう一匹食べたかったのですが、柳屋の前には先ほど以上に伸びていた行列を見て断念。芳ばしい香りの余韻を楽しみつつさっそく次のお店に移動です。

 

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