(写真左より)JTマーヴェラス・小幡真子主将、吉原知子監督 (c)V.LEAGUE

4月8日、『2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V.FINAL STAGE 静岡大会 前日記者会見』が実施された。『ファイナル3』で激突するレギュラーラウンド2位東レアローズと3位久光スプリングス、『ファイナル』で待つ1位JTマーヴェラスの監督、主将が登場。『V.FINAL STAGE』に向けて意気込みを語った。

JT・吉原知子監督「レギュラーラウンドからいろんな経験を積み、あとはやるだけ。最初から固定ではなく、いろんな若い選手がいろんな経験を積んでこの『ファイナルステージ』につなげることができたと思う。途中噛み合っていない時期もあったが、自分たちで修正し積み重ねてやってこられてよかった。決勝へ向けて、いろんな経験をどれだけ生かせるかが重要になってくる。3連覇と言うのは本当に難しい」
小幡真子主将「スタートから総力戦でいろんな人が活躍してやってきた。たくさんの人がたくさん経験してここまできた。この時期までバレーができるのは3チームだけ、幸せを感じて戦いたい。4年前1位通過し久光に負けて2位になった経験がある。初戦勝っても負けても次勝つことが大事だと経験しているので、今年生かしたい」

東レ・越谷章監督「明日の試合に向けてしっかり攻撃を機能させながら、相手の堅い守備をどう崩すか。サーブレシーブがいいチームなので、こちらもサーブをしっかり攻めながら、相手の攻撃をしっかり抑えていきたい。サーブの直接失点をなくし、粘り強くラリーしていきたい。前回サービスエースを10本取られた。実力的にどっちが勝ってもおかしくない状況。こちらも力を発揮すれば通用する」
白井美沙紀主将「ぎりぎりで3位に入り、久光は今勢いのあるチームだと思うので、最初に1点、1セットを取れるよう、入りで相手の勢いに負けないように元気全開で入りたい。この試合をいいきっかけにして『ファイナル』、優勝までいきたいと思うので明日は全員でがんばりたい。2回ストレート勝ちしたが、やりやすさはない。自分たちが100%出せれば勝てるし、出せないと勝てない」

久光・酒井新悟監督「開幕当初は若手の起用もあり不安定なスタートになったが、ここにくるまでたくさんの負けを経験し、『皇后杯』の素晴らしい勝ちも経験した。終盤10日で7試合を戦うタフな状況で乗り越えた。自信に変えて明日の東レ戦に臨みたい」
戸江真奈主将「ここまで試合を重ねるごとにチームとして成長してきている。残り数試合今まで積み重ねきたものを出していきたい。神戸の試合ではミドルで点を取られ過ぎたのが反省点。両エース以外の選手をいかに抑えるか。私たちの強みのディグアタックでどれだけ得点できるかにかかっている」

『ファイナル3』東レ×久光は4月9日(土)・静岡県草薙総合運動場 このはなアリーナにて開催。JT×『ファイナル3』勝者による『ファイナル』は4月10日(日)・このはなアリーナ、16日(土)・千葉ポートアリーナにて行われる。チケット発売中。