(写真左より)ウルフドッグス名古屋・バルトシュ・クレク主将、クリス・マクガウン監督 (c)V.LEAGUE

4月8日、『2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V.FINAL STAGE 静岡大会 前日記者会見』が実施された。『ファイナル3』で激突するレギュラーラウンド2位サントリーサンバーズと3位パナソニックパンサーズ、『ファイナル』で待つ1位ウルフドッグス名古屋の監督、主将が登場。『V.FINAL STAGE』に向けて意気込みを語った。

WD名古屋・クリス・マクガウン監督「シーズンの最初から最後まで勝敗がわからないレベルの高い緊迫感の高いゲームをやってきた。今はとてもエキサイティングな気持ち。両チームのどちらが勝ち上がってきても楽しみな相手と言える。両チームは違いがはっきりしている。サントリーともパナソニックとも直前に戦っているので、彼らがどう修正してくるか考えながらこちらも対策を考えていくことになる」
バルトシュ・クレク主将「この場所に戻ってこられてうれしい。決まった相手と最後のワンプレーまでしっかり戦い、今季のチャンピオンとしてこの地でいいバレーを見せたい。サントリーもパナソニックもいいチームだが、自分たちも最高の準備をして自分たちのバレーをすることに集中したい」

サントリー・山村宏太監督「いよいよ明日から『ファイナルステージ』、去年の王者としてこの大会に臨み、やっとここまできた。チャンピオンだがチャレンジャー精神を持って戦いたい。パナソニックは4連敗している相手なのでチャレンジャーとして臨めるのはメリットだと思う。2位のアドバンテージがあるのも有利。隙を見せずに、自分たちの流れをキープできるかがポイントだと思う」
大宅真樹主将「昨年との違いはファイナル3からの試合。チームとしてできる準備はすべてしてきたので明日は楽しみたい。レギュラーラウンドで全敗している相手なので逆にスイッチが入る。3選手が引退を発表したので、明日勝って来週につなげられるようにしたい。チームメイトに恩を返せるようファイナル3はしっかり暴れたい」

パナソニック・ロラン・ティリ監督「シーズン最初からここにくるのが目標だった。ここにくるまで困難な道のりだったが、ここからは自分たちのバレーをすることが一番大事。サントリーは非常に調子がよく、個の能力が高く、いいバレーをし、毎回大きなチャレンジになる。相手がサーブ、ブロック、アタックでプレッシャーをかけてくるが、強いメンタルでプレーしたい」
山内晶大主将「ここまでくるのは非常に厳しかったり、タフな戦いが続いたが、僕らは『天皇杯』も優勝していないし、前回の王者でもないので、失うものはない。チャレンジャーとして相手に全力でぶつかっていきたい」

『ファイナル3』サントリー×パナソニックは4月9日(土)・静岡県草薙総合運動場 このはなアリーナにて開催。WD名古屋×『ファイナル3』勝者による『ファイナル』は4月10日(日)・このはなアリーナ、17日(日)・千葉ポートアリーナにて行われる。チケット発売中。