『百瀬、こっちを向いて。』に出演する早見あかりと竹内太郎

人気アイドルグループ・ももいろクローバーの元メンバーの早見あかりが、映画『百瀬、こっちを向いて。』で長編映画初主演を務めることが明らかになった。

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主演に抜擢された早見は、2011年に惜しまれつつも“ももクロ”を卒業。かねてから目指していた女優の道を目指すため、自らの意思でグループを脱退した彼女が長編映画初主演に挑む。本作は、中田永一の同名小説が原作の青春ストーリーで、早見が演じるのは活発な美少女・百瀬陽。憧れの先輩の依頼でノボル(竹内太郎)と期間限定で恋人のフリをすることとなり、野良猫のような奔放な性格でノボルを振り回していく。自由気ままな主人公について早見は「サバサバとはっきりしている所がとても似ている気がします」と語り、「監督や自分だけでなく、色々な方からの意見を基に百瀬陽を作っています!」と意欲満々だ。

早見は役作りのためにロングヘアーを45センチカットしており「わたしの 2013 年のテーマが“死ぬ気で頑張る”なので、不安も大きいですが、共演者の方やスタッフさんと素敵な作品を作れるように死ぬ気で頑張ります!」と並々ならぬ意気込みを伺わせている。本作が映画初監督となる耶雲哉治も、早見の起用に関して「快活でありながら切なさを併せ持つ彼女の表情と強い意志を感じさせる眼差しが、今回の百瀬陽役にぴったりだった」と太鼓判を押している。

思春期の淡く切ない青春がふんだんに盛り込まれた本作は今月初旬より撮影が開始しており、来春に全国公開される。

『百瀬、こっちを向いて。』
2014年、春 全国ロードショー