「生魚が苦手な私。夫の実家はみんな魚が好きで、結婚した当初は遊びに行くといつも新鮮なお刺身などを用意してくれて、気持ち悪くなるのを我慢して少しだけ食べていました。

義母に『あなたは少食なのね』と言われて曖昧に笑ってごまかしていたら、夕食が終わった後で夫が『無理をしなくていいから』と気を使ってくれて申し訳なかったです。

夫が義母に話したようで、『今度から火を通したものも出すわね』と言われ、『私のわがままですみません』と頭を下げたら

『旦那の実家で、そんなこと言いづらくて当たり前よ。でも、どうせならみんなで美味しく食べたいし、無理なものは前もって教えてくれたら助かるわ』

と笑顔を返してくれて、本当にうれしかったです。

義実家には従うもの、と思いこんでいたのですが、『みんなで美味しく食べたいし』という義母の言葉を聞いて『苦手なものはきちんと伝えておくほうが失礼じゃない』と気が付きました。

長いお付き合いになる義実家だし、これもマナーじゃないかなと思います」(31歳/受付)

ご好意で用意してくれるとわかるものなら、きちんと食べたいと思うのは当たり前です。

でも、無理をしているといつか本当のことを知られたときに「どうして教えてくれなかったの」と気まずくなる可能性もあります。

苦手な食材などは、あらかじめ伝えておくのもみんなが楽しく過ごすためのマナーと思いたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line