6:ゲームやインターネットはペアレンタルコントロールを

安全面の対策を施したら、心配なのは留守中の子どもの過ごし方です。

近所への買い物など少しの間ならいいですが、1時間、2時間となってくると、テレビをつけっぱなし、ネットやゲームをずっとやりっぱなし、というのは視力の面でも不安があります。

特にオンラインゲームや動画サイト、SNSはインターネットのリスクをしっかり子どもにも教えておく必要があります。

大体の端末には閲覧できるサイトや利用時間を事前に設定できる「ペアレンタルコントロール」機能がありますので、子どもと話し合って決めておくといいでしょう。

7:家具に転倒防止対策を施しておく

子どもの留守中に地震が発生したらどうするか、ということも考えておかねばなりません。

地震が発生したときの身の守り方を教えておく、防災絵本や防災かるたなどでふだんから子どもの防災意識を高めておくなど、子どもに伝えておくべきこともたくさんあります。

ですが、親ができることとしては、大きな本棚や食器棚など、倒れてきたら子どもの身が危険な大型家具に転倒防止器具を取り付ける、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るなど、一般的な災害対策として当たり前のことを忘れずにしておくことです。

災害対策を怠っていたことで、万が一留守中に子どもが家具の下敷きになったら、後悔してもしきれませんよね。そんなことがないよう、ふだんから防災意識を高めて、家の中もしっかり対策をしておきましょう。

8:見守りサービスを導入する

両親の不在中、子どもが家で何をして過ごしているか気になる、何かあったときちょっとでも会話がしたい、そんな方におすすめなのは、便利な見守りサービスの導入です。

スマホとリンクする屋内カメラを設置して、室内の様子を見られたり、通話できたりする機器が販売されているので、それを部屋に置いておくだけでも安心できるかもしれません。

商品によって金額はもちろん、機能や性能は違ってくるので、家庭に合ったものを選ぶといいでしょう。

筆者の友人には、タブレットにLINEを入れて親だけ登録しておき、定期的にスタンプを送ってもらうことで安否確認をしているというママも。

見守りカメラを導入する以外でも、タブレットで連絡がとれるようにする、キッズケータイを持たせるなど、子どもの年齢や生活に合った機器をうまく利用して見守れるといいですね。

子どもをひとりで留守番させるのは、小さいうちは特に不安が大きいものですが、ひとりで留守番できるようになることは、成長を感じることでもあります。

防犯や防災、事故の対策を万全にした上で、留守中の決まり事などについて親子でしっかりコミュニケーションをとり、子どもが不安なく留守番できるといいですね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。