事例3: まずは恋に対する手応えを見つける

10年間好きな人がいなかったwebライターの朋子さん(仮名・36歳)。

婚活は成り行き任せでしたが、だんだんと「結婚は面倒」と思うようになり、縁もなくなっていったそうです。

そんな最中、ライター仲間に誘われて芸人たちのオンラインイベントに参加すると、3歳年上の芸人で小さな会社の役員に惹かれます。イケメンでもなく、特に芸が面白かったというわけではないのですが、なぜか気になってしまった朋子さん。

その後、ライター仲間から彼も出演する少人数の芸人ライブに誘われ、終わってから彼も含めた仲間たちと一緒にご飯を食べながら話をしているうちに、恋をしてしまったのです。

オンラインもリアルもライブがあるたびに参加した朋子さんは、彼と少しずつ距離を縮めようとしたのですが、ライバルが現れたので、思い切って告白をしたそうです。

「婚約者がいると言われて、玉砕しました。でも10年ぶりに好きな人ができて、告白もできた」と話す朋子さん。すがすがしい気持ちになり、恋や婚活にも前向きになったそうです。

「恋と結婚は別もの」と割り切って行動することも大切ですね。

しかしその上でも自分自身に正直に行動して、相手との理想的な関係を打ち明けることによってより良い関係を築けることも多くあるのです。

もし、恋愛に対して臆病になっていたり億劫になっていたりする場合は、気負うことなく「恋と結婚は別もの」と考えることがむしろプラスに働くかもしれません。

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」