映画『舞妓はレディ』会見で、長谷川博己「心をときほぐしてほしい!」

2013.7.9 17:16配信
(左から)周防正行監督、長谷川博己、上白石萌音、富司純子

周防正行監督最新作『舞妓はレディ』の製作発表会見が9日、埼玉県の「SKIPシティ」内に京都の花街を再現したオープンセットで行われ、周防監督をはじめ、主演の上白石萌音、長谷川博己、富司純子が出席した。

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周防監督が1993年に企画を発案し、20年にわたって温めてきた“舞妓”をテーマにしたエンターテイメント。「マイ・フェア・レディ」さながらに青森弁と鹿児島弁がミックスされた方言を話す少女が、言語学者の“センセ”の助けを受けつつ、一人前の舞妓へと成長していくさまをミュージカル仕立てに描き出す。

この日公開されたオープンセットは約3,000平方メートルに及ぶ壮大なもの。5か月をかけ、17ものお茶屋やレストランが軒を連ね、全長70メートルもの川が流れる花街「下八軒」を完成させた。

10人もの芸妓たちを引き連れて劇中衣裳のまま音楽に合わせて踊りながら姿を現した上白石は、約800人もの応募の中から見事に主役の座を射止めた。「小さい頃から歌や踊りが大好きで練習してきました。この映画のために日本舞踊と鳴り物、方言を初めて習っていますがどれも楽しく新鮮です。まだ慣れずに難しいけど大好きになりました」とはにかみつつ語った。上白石が鹿児島出身ということで、周防監督は脚本に春子が鹿児島弁も喋るという設定を加えたそうだが「いまどき、そんな鹿児島弁は誰も喋らないと言われた」そうで、青森弁と京言葉を学ぶだけでも大変な上白石にさらなる負担を与えたよう? 上白石は「そこまで私もコテコテ(の鹿児島弁)じゃないので難しいです」と苦笑していた。

長谷川は春子を一人前に育てるべく情熱を注ぐ言語学者の“センセ”を演じており「春子の心を解きほぐす存在」と紹介されるが、「慣れない歌に踊りがあって、僕が心をときほぐしてほしい!」と弱気をのぞかせる。「念願の周防組」と語るように以前から周防作品のファンで出演を熱望していたそうで「日々、感動しています」と充実した表情を見せた。富司は春子が身を置く「万寿楽」の女将を演じる。「万寿楽」の芸妓として監督の妻・草刈民代が前作『終の信託』に続いて出演することも明らかになったが、富司は「スタジオの熱気がすごいです。監督と草刈さんのラブラブぶりにあてられて、テンションが上がりました。ステキなご夫婦でした」とニッコリ。監督は「そんなことないと思うんですが…」と照れ笑いを浮かべていたが、長谷川も「ラブラブでしたね」、上白石も「仲良しだなと思いました(笑)」と証言し会場は笑いに包まれた。

このほか先輩芸妓として渡辺えり、舞妓で田畑智子、「万寿楽」の男衆で竹中直人、“センセ”の教え子の大学院生で濱田岳、そして馴染みの旦那として岸部一徳、高嶋政宏、小日向文世が出演することも発表された。

クランクアップは7月末を予定している。

『舞妓はレディ』
2014年公開

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