鎌田醤油に聞いてみた!

続いては、鎌田醤油。さまざまな「つゆ」商品を取り扱っていますが、中でも、万能つゆの「自然流つゆ」が、そうめんを食べるときのスタンダードなつゆといえそうです。

そしてかけうどん専用つゆとして「讃岐うどんつゆ」があります。

鎌田醤油 左「自然流つゆ」3ヶ入 711円(税込)、右「讃岐うどんつゆ」3ヶ入 777円(税込)

これらの商品の特徴について、鎌田醤油の広報 綾井麗子さんが回答してくれました。

「自然流つゆ」の特徴

綾井麗子さん(以下、綾井)「国産丸大豆を使用した本醸造濃口醤油に、厳選したさば節・かつお節・椎茸・昆布、そして当社オリジナルの鮭節(さけぶし)などのだしを利かせた、風味豊かな希釈タイプの万能めんつゆです。

やさしい甘みであるため、そうめんに限らず、うどんや煮物にも幅広く使えます」

「讃岐うどんつゆ」の特徴

綾井「香川県伊吹島産のいりこ(煮干いわし)を使った、かけうどん専用のつゆです。うすめるだけで手軽に讃岐うどんが味わえます。

味も淡泊に抑え、すっきりした味わいですが、いりこのだしが利いています。色調は淡く、透き通っただしが特徴です」

違いは「淡泊」さにあり

双方とも、だしを効かせていることは共通していますが、うどんつゆは味が「淡泊」であるようです。

すっきりとした味わいは、うどんの味わいに合うようですね。

とはいえ、自然流つゆのほうは、うどんにも使えるそうなので、よりしっかりとした味を求める人はこちらを利用してもいいかもしれませんね。

おすすめアレンジ

そうめんやうどんは、美味しく味わいましょう。アレンジ術を教えていただきました。

【「自然流つゆ」のアレンジ】

1.トマトつゆ

トマトつゆ


綾井「自然流つゆを希釈し、1cm角に切ったトマト、オリーブ油、黒こしょうを加えます。

さっぱりしているのにコクのあるイタリアン風のつけつゆです」

2.ピリ辛豆乳つゆ

ピリ辛豆乳つゆ


綾井「豆乳で自然流つゆを希釈し、小口切りにしたねぎ、ラー油、すりごまを加えます。

まろやかな豆乳にピリ辛のラー油がよく合う、コクのある中華風のつけつゆです」

3.梅つゆ

梅つゆ


綾井「自然流つゆを希釈し、千切りにした青じそとしょうが、梅干しを加えます。

さわやかな薬味の香りとまろやかなつゆをお楽しみいただけるつゆです」

【「讃岐うどんつゆ」のアレンジ】

・すだちうどん

すだちうどん


綾井「冷たいかけうどんにすだちを加えると、さっぱりと召し上がれます」

まとめ

めんつゆと、うどんつゆの違いを探ってみました。メーカーごとに、工夫がされており、味わいが異なるようです。

とはいえ、そうめんとうどんとでは麺の太さが異なるので、その点が大きな違いを生んでいるところもあるようです。

普段、使っているめんつゆやうどんつゆを、今一度見直してみるのもいいかもしれませんね。

ライター。美容、健康、グルメなど、今ドキ女性が気になる情報をお届けしています。素朴な疑問を調査したり、専門家に聞いたりして、分かりやすく読者に伝えるのがモットー。