(写真左より)谷口彰悟(川崎フロンターレ)、清武弘嗣(セレッソ大阪) (写真左より)谷口彰悟(川崎フロンターレ)、清武弘嗣(セレッソ大阪)

1月24日、『FUJI XEROX SUPER CUP 2018』開催発表記者会見が行われた。『2017明治安田生命J1リーグ』王者の川崎フロンターレからDF谷口彰悟、『第97回天皇杯』『2017JリーグYBCルヴァンカップ』の2冠を制したセレッソ大阪からはMF清武弘嗣が出席。ふたりは次のように意気込みを語った。

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「今季すべてのタイトルを取るというのが目標。今大会をまず取って、いいスタートを切りたい。『ルヴァン杯』決勝でC大阪に負けた悔しさを忘れてはいない。リベンジという意味でも勝ってシーズンに臨みたい」(谷口)
「『天皇杯』を戦いオフが少なかったので、あまりコンディションが落ちていない。新しい選手も入り競争も激しい。去年2冠を達成し、今年はもっとタイトルを取りたい。まずこのタイトルを取って、いい波に乗ってシーズンに入りたい」(清武)

タイトルを取るための課題について問われると、ふたりは以下のように答えた。
「昨年から大きく変えるところはない。新加入の選手をいかに早くチームに馴染ませるか。サッカーに完成はないので、いかに質を高めるのか。向上心を持って臨みたい」(谷口)
「セレッソもそんなに変えるところはない。ユン(・ジョンファン監督)さんが『ポゼッションを高めていこう』と言ったので、そこは意識したい」(清武)

川崎Fは大久保嘉人、齋藤学、赤崎秀平のアタッカー陣とともにボランチ下田北斗を獲得し、C大阪もヤン・ドンヒョン、高木俊幸、田中亜土夢と攻撃陣を補強。新戦力はチームに何をもたらすのか。
「経験ある選手が入り、チーム内の競争が激しくなった。チームがレベルアップできる要素。フロンターレに染まっていないフレッシュな感覚を落とし込んでもらえれば」(谷口)
「前のポジションは誰が出るかわからない。今練習からバチバチやっている。いい競争を1年間やっていきたい」(清武)

相手チームの印象、マークすべき選手は誰か、質問を受けると、ふたりはこう答えた。
「一人ひとりの能力が高く、チームとして戦える非常に手強い相手。マークすべき選手はやはり清武選手。決定的な仕事ができるので警戒したい」(谷口)
「『ルヴァン杯』では僕らが優勝したが、力の差を感じた。フロンターレはみんなうまくて強い。正直タイトルをかけて戦いたくない相手。胸を借りるつもりで戦う。マークするのは、家長(昭博)君。今のフロンターレに欠かせない選手。トリニータやセレッソで一緒にプレーし、一番印象深い」(清武)

25回目を数える記念すべき大会を制するのは川崎Fか、C大阪か。『FUJI XEROX SUPER CUP 2018』は、2月10日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。