高津臣吾監督(東京ヤクルトスワローズ) 

いよいよ本日『2022 JERA クライマックスシリーズ セ・リーグ』がファイナルステージに突入する。東京ヤクルトスワローズが阪神タイガースを神宮球場で迎え撃つのだ。阪神は最多勝・最優秀防御率・最高勝率の投手3冠をマークした青柳晃洋や伊藤将司らを序盤は登板を回避せざるを得ないが、『JERA CS セ』ファーストステージで横浜DeNAベイスターズと緊張感みなぎる接戦3試合を戦い抜いた自信を手に神宮に乗り組んでくることだろう。

一方、本拠地で調整を進めてきたヤクルトも準備は万全なはずだ。10月7日、『JERA CS セ』共同記者会見で指揮官とエースは『JERA CS セ』に向けて、このように語っていた。
高津臣吾監督「最終目標は勝つことだが、やはりみなさんに楽しんでもらえる、熱く応援してもらえる、盛り上がってもらえる、喜んでもらえるゲームをしたい。球場を後にしたファン、テレビで見たファンに満足してもらえるゲームができるようがんばりたい」
小川泰弘「『JERA CS セ』を神宮で開催できること、神宮のファンの前で野球ができることに感謝と強い気持ちを持ってがんばっていきたい」

また高津監督が「タイガースは足を絡めた打線、先発から抑えのところでなかなか点を取れない投手陣という印象がある」と警戒すれば、小川も「投手力が高く、打線も足を絡めてくる。阪神は大山(悠輔)選手、佐藤(輝明)選手がいるので、1・2・3番を抑えたい。何とか分断したい」とキーポイントを口にした。

高津監督は『JERA CS セ』のキーマンに小川と村上宗隆を挙げた。第1戦の先発マウンドを託された小川は今季の対阪神は3勝1敗・防御率2.37と好成績を収めるが、村上は打率.260・7本塁打・17打点とセ5球団の中で阪神投手陣を最も打ちあぐねている。しかも、初戦の先発を務める西勇輝は1勝1敗ながら、21イニングを投げて自責点2の防御率0.86と燕打線を抑え込んでいる。6打数2安打1本塁打と西を苦手としていない村上のバットにかかる期待は大きい。

『JERA CS セ』ファイナルステージ・ヤクルト×阪神は10月12日(水)~17日(月)・神宮球場にて4勝先取(ヤクルトは1勝のアドバンデージ)でプレーボール。ファイナルSのチケットは発売中。『SMBC日本シリーズ』は10月22日(土)・23日(日)・29日(土)・30日(日)・神宮球場or阪神甲子園球場にて開催。『SMBC日本シリーズ』のチケットは本日から15日(土)午後6時までファミリマート先行抽選受付、20日(木)午前10時より一般発売。