『ペーパーボーイ 真夏の引力』より、面会室シーンのニコール・キッドマン(C)2012 PAPERBOY PRODUCTIONS,INC.

27日(土)より公開される映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』から、ニコール・キッドマンとジョン・キューザックが衝撃の痴態を繰り広げるシーンの一部映像が公開された。

『ペーパーボーイ 真夏の引力』本編映像

全米でベストセラーとなったミステリー小説を映画化した本作で彼らが演じるのは、保安官を殺害した容疑で死刑を宣告された男ヒラリーと、その婚約者である派手な金髪美女シャーロットだ。物語は、婚約者に掛けられた容疑は冤罪ではないか、という調査をシャーロットが新聞記者(マシュー・マコノヒー)に依頼したことから進み出す。

今回公開されたのは、獄中のヒラリーの証言を取るため、新聞記者とその助手である弟(ザック・エフロン)らが、シャーロットと共に刑務所の面会室を訪れるシーン。シャーロットは、文通しただけでヒラリーと婚約してしまったというブっ飛んだキャラクターで、婚約者であるにも関わらずヒラリーと対面するのはこれが初めて。それだけでも異様な関係だが、挑発的な服装で「やっと彼と繋がれる」と悶える彼女の前にヒラリーが現れると、ふたりはさっそく艶かしい視線の交換を開始。「失くなった証拠品について…」という質問もヒラリーは「黙れ、忙しい!」と一喝し、あろうことか「脚を少し開いて」といかがわしい要望を婚約者に突きつける……。

この後、ふたりが繰り広げる淫らな行為に観客は唖然とさせられること必至。キッドマンがこの演技でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたのも納得だ。まさに、舞台である米国南部の沼地のようにじっとりねっとりとしていて、スキャンダラスで、ただならぬ空気をムンムンに醸し出す本作をよく表したシーンといえるだろう。

『ペーパーボーイ 真夏の引力』
7月27日(土)より全国ロードショー