「元彼は付き合っている頃から依存が激しくて、自分は何もしないのに私がデートに誘わないと不機嫌になったり、自分が悪くて喧嘩になっても『お前の受け取り方がおかしい』と威圧してきたり、気がつけば一緒にいてもストレスばかり感じるようになって別れました。

お互いにフェイスブックをしていて友達関係にありましたが、別れてすぐブロック、投稿の公開範囲も友達だけに変えたのは『絶対に監視してくる』と確信があったからです。

別れ話をしたときに元彼は『お前のページは二度と見ない』と言っていたけど、これまでも喧嘩したときにそう言っては後になって『こう書いていただろう』と詰め寄ってくるときがあったので、信用していませんでした。

ブロックされたことに気がつけば、さすがに諦めるだろうと思っていたのですが……。

ある日、元彼と共通の友人から『○○があなたの旅行について話していたけど、別れたんじゃなかったの?』と聞いてきてびっくり。

その投稿は数日前で公開範囲は友達だけ、元彼が知っているということは誰かが話したか投稿を見せた可能性が高くて、みんなに聞いて回りました。

すると女友達のひとりが『みんなでいるときに、フェイスブックを見ていたら○○くんがちょっと貸してと言うから渡した』と話してくれて、その子は私と友達でつながっているのでそこから辿ったのかと推測しました。

旅行を知られていたことを話したら、『ごめん、そんなことをする人とは思わなかった』と友人は大慌てで謝ってくれて、友人が悪いわけじゃないのに気まずくてつらかったですね……。

旅行は周りに知らせず家族で出かけていたのに、元彼は『あらかじめ聞いていた』みたいに周囲に話していたのも怖かったです。

投稿をチェックできる機会があると利用するとわかり、みんなには事情を話して元彼にスマートフォンを渡さないようにお願いしました」(33歳/総務)

自分がブロックされていれば、誰かを頼るしか相手の投稿を知るすべはありません。

さり気なさを装って他人のスマートフォンを利用するのは、非常識であり許せることではないですよね。

周囲にも相手の状態を伝え、警戒してもらいましょう。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line