“秘められた愛”を描く山田洋次監督、最新作『小さいおうち』特報が公開

2013.8.10 19:25配信
『小さいおうち』 (C)2014「小さいおうち」製作委員会

山田洋次監督の82作目となる新作『小さいおうち』の特報映像が公開された。繊細な人物描写で高い評価を集める山田監督が、60年前に東京郊外に建つ“小さいおうち”で起こった秘められた愛を描き出す意欲作だ。

『小さいおうち』特報映像

本作は、中島京子の直木賞受賞小説を映画化したもので、松たか子、片岡孝太郎、吉岡秀隆、倍賞千恵子、妻夫木聡、黒木華が出演する。この物語は、平成から始まる。妻夫木聡演じる健史は、親類のタキ(倍賞)が遺したノートを発見する。そこには彼女が60年前に東京郊外に建つ赤い屋根の“小さいおうち”で女中として働いていた頃の出来事が綴られていた。映画は、昭和のはじめと平成を舞台に、60年の時を超えて明かされる“秘められた愛”と思いもよらない真実を描く。

このほど公開された特報映像は、若き日のタキ(黒木)が“小さいおうち”から出かけていく瞬間を、家の上階の窓から屋敷の奥様・時子(松たか子)が見つめる場面から始まる。久石譲が手がけた音楽に乗せて描かれるこのシーンは一見、平凡に見えるが、報道陣に配布された資料によると“物語の重要な鍵を握る場面”だという。続いて登場するのは晩年のタキの姿をとらえたシーン。かつてを思い出し、静かに筆を走らせるタキはなぜか涙を落とす。60年前、“小さいおうち”で一体、どのようなドラマが起こったのか? そして彼女はなぜ長い時を経て“あの時”の真実を記す気になったのか? 短い映像ながらミステリアスで、観客の想像力を刺激する内容になっている。

特報のナレーションは、山田監督の立会いのもとで倍賞が新たに録音したもので、一語一語、かみ締めるように語られる倍賞の声にも注目だ。映画は現在、仕上げ作業を行っており、来年1月25日(土)より松竹の配給で全国公開される。

『小さいおうち』
2014年1月25日(土)全国ロードショー

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