『マラヴィータ』 (C)EUROPACORP- TF1 FILMS PRODUCTION - GRIVE PRODUCTIONS

『ミーン・ストリート』『タクシードライバー』など映画史上に輝く名作を生み出し、ハリウッドの黄金コンビと称された巨匠マーティン・スコセッシと名優ロバート・デ・ニーロが、『トランスポーター』『96時間』などを大ヒットさせてきたリュック・ベッソンと初のタッグを組んだ映画『マラヴィータ』の公開が決定した。

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タイトルの“マラヴィータ”とはイタリア語で“裏社会”や“暴力行為”という意味だ。本作は、『真夜中のピアニスト』の名脚本家トニーノ・ブナキスタの小説『マラヴィータ(隣のマフィア)』を、スコセッシが製作総指揮、ベッソンが脚本と監督を務めて映画化したもの。一見ごく普通の家庭に見えるが実は、家族ともども証人保護プログラムが適用され、偽名を名乗り世界各国の隠れ家で生活をしてきた“元マフィア”のブレイク一家が、引っ越してきたフランス・ノルマンディー地方でフレッドに恨みを持つ現役マフィアと仁義なきバトルを繰り広げる様を描く。

デ・ニーロが、穏やかなパパと怒れるマフィアの二面性を持つ一家の主・フレッドを、ミシェル・ファイファーがフレッドの妻を、トミー・リー・ジョーンズが一家を監視するFBI捜査官を演じる。劇中にはスコセッシが監督し、デ・ニーロが出演した映画『グッドフェローズ』を引用したサプライズな仕掛けも盛り込まれているらしく、映画ファンにはたまらない作品になりそうだ。

『マラヴィータ』
11月 TOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー