『タイピスト!』(C)2012-copyright: Les Productions du Tresor-France 3 Cinema-France 2 CinEma-Mars Films-Wild

「ぴあ」調査による8月16日、17日に公開された映画・満足度ランキングは、タイプで世界に挑むヒロインの奮闘を描いたサクセス・エンターテインメント『タイピスト!』がトップに輝いた。2位に、チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックスが共演したアクション大作『ホワイトハウス・ダウン』が、3位にジェラルド・バトラー主演のヒューマンドラマ『スマイル、アゲイン』が入った。

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1位の『タイピスト!』は、1950年代のフランスを舞台に、田舎から都会に飛び出した主人公ローズが“タイプライターの早打ち”の才能を活かして成長していく姿を実話を基に描いた作品。出口調査では「50年代の雰囲気を細かく表現していて、可愛らしさの中にカッコよさもあるヒロインがよかった」「昔観たオードリー・ヘップバーンの映画のような素敵な作品。成長していく主人公の姿がいい」「スピード感があって最後まで引き込まれた。ローズのファションやネイルをお手本にしたい」などの声が寄せられ、特に女性から熱い支持を集めた。また、出口調査を行ったヒューマントラストシネマ有楽町では公開初日、満席の回が続出。口コミによるさらなる動員増が期待される。

2位の『ホワイトハウス…』は、謎の武装集団に乗っ取られたホワイトハウスを舞台に、大統領(フォックス)ら多くの人質を救出するために立ちあがったワシントンD.C警官ジョン・ケイル(テイタム)の戦いを描いたアクション超大作。アンケート調査では「ハリウッド大作らしいスケール感と醍醐味に大満足。ホワイトハウスの中をよく作り込んでいてリアリティがあった」「人間ドラマ、アクションシーン共によく出来ている。ジェイミー・フォックスの演技は安定している。手に汗握りゾワッとするくらい面白かった」「アクションシーンもいいが、主役ふたりの信頼関係が構築されていく過程も見どころ」などのコメントが寄せられた。

(本ランキングは、8月16日(金)、17日(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)