ジェームズ・フランコとレイチェル・マクアダムスが、ヴィム・ヴェンダース監督の『Every Thing Will Be Fine』で共演することになった。ほかにシャルロット・ゲンズブールも出演する。

フランコが演じるトーマスは、家庭内でのもめ事から事故を起こし、小さな子供を殺してしまう。その罪悪感を背負って生き続けるが、後にライターとして成功することに。マクアダムスはトーマスを支える恋人役を演じる。ゲンズブールは殺された子の母親役。

フランコは今年、主演作『オズ はじまりの戦い』を大ヒットさせたばかり。今年5月のカンヌ映画祭では監督作『As I Lay Dying』が上映され、つい最近は、別の監督作「Interior. Leather Bar.」の北米配給が決まった。来月のトロント映画祭では、出演作『Third Person』がプレミア上映される。

ヴェンダースの最近の監督作は、ドキュメンタリー部門でオスカーにノミネートされた『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』でも同部門にノミネートされている。

文:猿渡由紀