『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

「ぴあ」調査による8月23日、24日に公開された映画・満足度ランキングは、人気SFシリーズの最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』がトップに輝いた。2位に、西原理恵子による自伝的小説を北乃きい主演で映画化した『上京ものがたり』が、3位に人気アニメシリーズを2部作で映画化する第1弾『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』が入った。

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1位の『スター・トレック…』は、様々な星の生命体が共存している未来世界を舞台に、ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)をはじめとする仲間たちがエンタープライズ号に乗り込み、危機に立ち向かう姿を描いたSFシリーズ。出口調査では「シリーズの大ファン。文句なしの満点!パート3が楽しみで仕方ない」「カンバーバッチさん、最高! カークとスポックの友情に泣けたし、“胸キュン”ポイントが多かった」「前作よりアクション性があって、スピーディになっている。ハリソン役のカンバーバッチの悪役っぷりがいい」「ドラマ性に重点をおき、各々のキャラを上手く活かしている。初見の人でも楽しめるが、シリーズファンにとってもたまらない内容になっているところが凄い」など、シリーズファンからも好評で、幅広い世代から支持されていた。

2位の『上京ものがたり』は、美大に通うために上京した主人公・菜都美が東京で様々な苦難と直面しながら夢を追う姿を描いたヒューマンドラマ。観客からは「挫折から這い上がっていく主人公に共感した。私も『今、やらなきゃ!』と気持ちをふるい起こさせられた」「北乃きいと池松壮亮の空気感が好き。素朴だけどふたりとも良い演技だった」「原作に忠実で、めげずに夢のため行動に移していく主人公の姿がよかった。北乃きいさんの若さやキャラが、役にハマっていた」などのコメントが寄せられ、20代、30代を中心に支持された。

(本ランキングは、8月23日(金)、24日(土)に公開された新作映画5本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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