左から、比嘉愛未、松坂桃李、中村勘九郎 左から、比嘉愛未、松坂桃李、中村勘九郎

中村勘九郎の主演舞台『真田十勇士』の製作発表が8月27日、都内で行われ、勘九郎をはじめ、松坂桃李、比嘉愛未、真矢みき、加藤雅也らメインキャストと、脚本のマキノノゾミ、演出の堤幸彦が会見に出席した。

『真田十勇士』チケット情報

徳川と豊臣の最後の戦い、大阪冬の陣・夏の陣へと向かう時代を背景に、真田幸村のもとに集まった十勇士が、時に忍術や妖術を使いながら神出鬼没の活躍を見せるスペクタクル時代劇。勘九郎は十勇士のひとり、猿飛佐助を演じる。「猿飛佐助は子どものころから憧れていたヒーローのひとり。かっこいいだけじゃない、ドロドロとしたダークな部分も表現できたら」と意気込みを語った。

同じく十勇士のひとりで、佐助とは幼馴染であり好敵手でもある霧隠才蔵役に松坂桃李。「時代劇は初めて。初めての時代劇が長いスパンで演じることができる舞台でよかった。座長の勘九郎さんに必死でくらいついていきたい」と意欲十分。佐助や才蔵と幼馴染のくの一、火垂役の比嘉愛未は今回が舞台初挑戦。「本格的なアクションも初めて。今日から腹筋を1日100回やります」と力強く宣言。共演者たちの驚きの声に、「えっ。多すぎですか。では50回にします」と笑顔で言い直した。

真矢みきは淀殿、加藤雅也は真田幸村役で出演。そのほか、十勇士役で福士誠治、中村蒼、高橋光臣、加藤和樹ら若手人気俳優が出演する。

公演は2014年1月7日(火)から2月2日(日)まで東京・青山劇場、2月7日(金)から19日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットの一般発売は9月7日(土)午前10時より。