松本零士「まだ終着駅ではない」あくなき創作意欲でファンを圧倒

2013.8.31 19:28配信
“ハーロック復活祭”に登壇した松本零士氏

松本零士氏の傑作を最新3Dアニメーションで映画化した『キャプテンハーロック』の劇場公開を記念して30日深夜、東京・新宿バルト9で“ハーロック復活祭”と題したオールナイト上映会が開催され、松本氏がトークショーに出席。これまで数々の壮大なストーリーを生み出してきた松本氏だが「まだ、終着駅にはついていない。はるか向こうなんですよ。いつか自分が描いた作品を、すべて1つの物語に集約させたい」とあくなき創作意欲で、ファンを圧倒していた。

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本作は地球への居住権をめぐって紛争が繰り返される未来を舞台に、かつて英雄と呼ばれた男が政府に叛旗を翻し、地球人から恐れられる“宇宙海賊キャプテンハーロック”として戦う姿を描いている。圧巻の3D映像には、松本氏も息をのんだといい「これからの映画の作り方ですね。いつか『銀河鉄道999』もCGで作ってみたいな。当分は元気に頑張りますから」とここでも持ち前のパワフルさを披露した。

自身が思う理想のヒーロー像について「信念を曲げず、信念のために生きる人物。ハーロックはもちろん、古代進も星野鉄郎もそうだった」と松本氏。特にハーロックに対する思いは格別で、「一緒に育った兄弟のような存在」と語っていた。

一方、理想のヒロイン像を聞かれると「美しく優しく、絶対に裏切らない。そして怒らせたら世にも恐ろしい、胸に燃える炎を持っている人ですね」。さらに「流すのは、悔し涙だけ。メーテルもエメラルダスも千年女王もそういう、どこか恐ろしい女性なんですよ」と持論を展開していた。

トークショーには、熱烈なアニメファンで知られる田名部生来(AKB48)が、ハーロックのコスプレで駆けつけ「オーダーメイドで、ぴったりサイズを作ったんですよ」。松本氏がホワイトボードに、ハーロックを“生”で描くサプライズには、瞳を輝かせて興奮しきり。公開が迫る『キャプテンハーロック』を「CGアニメの最高傑作。スケールが大きく、瞬きできない壮絶なバトルが繰り広げられている」と絶賛していた。

『キャプテンハーロック』
9月7日(土)超拡大ロードショー

取材・文・写真:内田 涼

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