『ダイアナ』 (C)2013 Caught in Flight Films Limited. All RIghts Reserved (C)Laurie Sparham

本日、元英国皇太子妃のダイアナの命日を迎えた。人々の“心のプリンセス”であることを願い続けたダイアナが事故でこの世を去ったのは1997年8月31日のこと。彼女の晩年を描いた映画が製作されるなど、今もなお、彼女の人気は衰えることがない。

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ダイアナは1961年にオールトラップ子爵ジョン・スペンサーの三女として生まれた。16歳の時にスイスに移り、帰国後に保育士として働いた後にパーティで出会ったチャールズ皇太子と1981年に婚約。同年に結婚し、式の模様は全世界に生中継された。しかし、結婚生活は決して幸福なものではなく、ふたりの子に恵まれたが、1992年に別居し、1996年に離婚した。翌年、ダイアナはフランスのパリで、当時交際していた富豪と乗り込んだ車がトンネル内で事故を起こしたことが原因でこの世を去った。

10月に日本公開される映画『ダイアナ』は、夫の不倫や王室との確執に悩み、夫と別居生活を送っているダイアナが自らの道を歩み始め、孤独や迷いの中で安らぎの場所を求めて彷徨う最期の数年間が描かれる。ダイアナを演じたナオミ・ワッツはダイアナの話し方や振る舞いを徹底的に研究。劇中に登場するドレスのいくつかは実際にダイアナが着用したもので、生前の彼女が愛したデザイナーたちが集結し、ビジュアル面でも“在りし日のダイアナ”を描き出すことに尽力したという。

ちなみに映画には、当時の報道では決して描かれることがなかったエピソードや秘話が多く含まれているそうで、日本版のポスターには「“伝説”には秘められた1ページが残っていた」というコピーがデザインされている。

『ダイアナ』
10月18日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほかにて全国ロードショー