2月15日、『2018Jリーグキックオフカンファレンス』が行われ、J1・J2・J3全クラブの監督・選手代表が一堂に会した。川崎フロンターレ初の『明治安田生命J1リーグ』制覇の原動力となったMVP&得点王・小林悠は、次のように意気込みを語った。

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「去年のことは忘れて、またたくさんタイトルが取れるようにしたい。王者という意識は正直ない。チャレンジャーのつもりで今季も戦う」

『FUJI XEROX SUPER CUP』でセレッソ大阪に2-3で屈し、上海上港との『ACL』初戦も0-1で落とし、公式戦2連敗スタートとなったが、エースストライカーは心配はいらないと言う。

「結果は残念だが、内容は悲観するものではない。むしろ、手応えがある。これからどんどん良くなる」

川崎Fとは対照的に、『ゼロックス杯』、『ACL』で連勝スタートを飾ったC大阪の山口蛍は「『ACL』も大事だが、まずリーグ戦で優勝したい。昨季(『ルヴァンカップ』と『天皇杯』の)2冠を取って、今季はやはりリーグ戦が大事になる。リーグ戦でいい成績を残していかないと、『ACL』の優勝も見えてこない」と10日後の開幕戦を睨んだ。

タイトル奪還を目指す選手たちのコメントは以下の通り。
「名前に関係なく、その時調子のいい選手が出る。チームの競争が激しいので、まず試合に出られるようにしたい。試合に出たら、攻守で自分中心に周りを動かす。昨季、守備はある程度自分のやりたいことができたが、攻撃はまだまだ。ゴール前でもっと落ち着いてプレーしたい」(鹿島アントラーズ・三竿健斗)
「去年の課題はゴール前での決定的な仕事が足りなかったこと。今季は最後のところの精度を高めたい。両サイドのスピードを生かせるよう、僕が攻撃の引き出しを増やしたい」(横浜F・マリノス・天野純)
「たくさんの人が笑顔を見せられるようないい勝利を届けたい。昨季の『ACL』のようにリーグ戦で勝っていきたい。まず開幕戦で勝利を飾り、波に乗っていけるようがんばる」(浦和レッズ・槙野智章)

また、この日はJ2横浜FC・三浦知良が50歳14日で決めた得点が「プロリーグ戦最年長ゴール」としてギネス世界記録に認定された。カズは「こういうギネス記録は意識したことがないが、こういう場で選んでもらい非常に光栄」と口にしながらも、「すぐ破られる記録だと思っている。(ご自身で? との問いに)もちろん。ひとつの評価として記録が残るのはいいが、これが最後になるのは嫌」とさらなる世界新更新を誓った。

『明治安田J1』の開幕はいよいよ1週間後、2月23日(金)に迫った。『明治安田J2』は2月25日(日)、『明治安田J3』は3月9日(金)に熱戦の火蓋を切って落とす。今季もいざ、スタジアムへ!

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