柏に三重苦、横浜FMに追い風のナビスコ杯準決勝キックオフ

2013.9.5 18:36配信
田中順也(柏レイソル) (c)J.LEAGUE PHOTOS 田中順也(柏レイソル) (c)J.LEAGUE PHOTOS

9月7日(土)、『2013 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ』FINALの切符を賭けたホーム&アウェイ戦がいよいよ開催される。柏レイソル×横浜F・マリノスの『ナビスコ杯』準決勝は、まず日立柏サッカー場で初戦がキックオフ。

週末のゲームは、ホームチームにとって非常に難しい90分になるだろう。ご存知の通り、8月31日のJ1リーグ戦第24節の記者会見で、ネルシーニョ監督は突然の辞意を表明した。その後クラブの必死の留意を受けて、9月5日には辞意を撤回、ネルシーニョ監督の続投が決まった。2011年、柏をJ1昇格組として初のリーグ制覇へ導いた名将の復帰は明るいニュースだが、選手も人の子、今回の騒動にモヤモヤした感情が残っていたとしても不思議ではない。

この6日間に亘るネルシーニョ辞任騒動だけでも大きなビハインドだが、マイナス要素はそれだけではない。柏は9月4日に、井原正巳暫定監督のもと、ディフェンディング王者として臨んだ『天皇杯』2回戦を戦っている(他のナビスコ杯4強は9月11日(水)に2回戦を開催)。対戦相手の横浜FMが中6日と休養十分なのに対し、柏は中2日の強行軍である。

さらに2011年MVPのレアンドロ・ドミンゲスが戦線離脱し、FW・工藤壮人を日本代表で、DF・キム・チャンスを韓国代表で欠く。

もちろん、横浜FMも日本代表を輩出している。FW・齋藤学は柏サッカー場のピッチに立てない。たが、代表の常連だったDF・栗原勇蔵がチームを離れないのは、横浜FMにとって幸運だ。

横浜FMはJ1リーグ戦で首位をキープしている。好調を支えるのはFW・マルキーニョスの決定力と中澤佑二&栗原のJ最強CBを中心にした堅守、さらに中村俊輔のゲームコントロールとキャリアを重ねて一層磨きがかかったプレースキックだ。中盤の底で守備を支える富澤清太郎はケガで出場が微妙だが、リーグ戦では小椋祥平がきっちり代役を果たしている。横浜FMに不安はない。

では、9月7日(土)の初戦は、横浜FMの完勝かと言えば早計である。デジャブではないが、8月31日の大宮アルディージャ戦は苦い経験として記憶に新しい。首位を快走する横浜FMは、アウェイに乗り込んだ。大宮は前半の快進撃の原動力となったベルデニック監督をJ1リーグ20節終了後に電撃解任した。その後も負のスパイラルから抜けられず8連敗中だった相手に横浜FMは試合内容で押し込みながら、まさかの0-1で敗れた。

横浜FMは1週間前と同じ轍を踏まないだろう。柏もこの逆境をチーム一丸となって乗り越える心意気は持っているはずだ。果たして、結果はどう出る? チケット発売中。

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