『ホビット 竜に奪われた王国』(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.

J.R.R.トルーキンの原作を基に描く超大作『ホビット』シリーズの第二章の邦題が『ホビット 竜に奪われた王国』に決まり、来年2月28日(金)から日本公開されることが決定した。

本作は、大著『指輪物語』を実写映画化し、最終章『王の帰還』で米アカデミー賞で11部門を受賞したピーター・ジャクソン監督とスタッフたちが挑む3部作の第二章。マーティン・フリーマン、イアン・マッケランらに加えてオーランド・ブルーム、エヴァンジェリン・リリー、ルーク・エヴァンスらも出演する。

これまで第二章のタイトルは原題の『スマウグの荒らし場』と記載されていたが、本作をより多くの観客に届けるためにジャクソン監督との話し合いにより、『竜に奪われた王国』に変更された。多くの邦題は配給会社の独断で決定されるが、本作は『ホビット』の世界観やドラマを観客に間違いなく伝えるためにジャクソン監督が自ら確認し、“お墨付き”を与えたタイトルで公開される。

本作は“中つ国(なかつくに)”と呼ばれる世界で、ホビットと呼ばれる背の小さい長寿の種族のビルボと、魔法使いのガンダルフ、トーリン・オーケンシールド率いる屈強なドワーフたちが、恐るべき巨大な竜“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すため、壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。全三部作の超大作で、本作に続く最終章『ホビット ゆきて帰りし物語(原題)』は2014年12月17日に全米公開されることが決定している。

『ホビット 竜に奪われた王国』
2014年2月28日(金) 新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国公開