ウルヴァリン:SAMURAI』に出演したTAOと福島リラ

人気シリーズの最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』には主演のヒュー・ジャックマンだけでなく、多くの日本人キャストが出演している。主人公ローガンの前に立ちはだかる謎の男シンゲンを真田広之が演じるほか、ローガンの運命を変える女性マリコをTAOが、ローガンの相棒ユキオを福島リラが演じている。そこでTAOと福島に本作にかける想いを聞いた。

その他の写真

本作を手がけたジェームズ・マンゴールド監督は、 “ヤマトナデシコ”な日本人ではない、現代の日本の女性像を描くことにこだわった。福島は「ユキオはローガンと似ている部分がありながら、自分が大切にしているマリコに彼が近づいていく中で『自分には何ができるのか?』を証明したいんだと思うんです。だから、彼女はローガンに出会って成長していくんだけど、同時にマリコを巡って競争する部分もある」と説明すれば、TAOは「マリコはただ守ってもらうだけのヒロインではなくて、強くて複雑なキャラクター。感情を出すことを許されない“崩壊したヒロイン”なんです。それは自分が演技経験ゼロの段階から色んなことを吸収して5か月の撮影の中で成長していくことと、ウルヴァリンと出会って変化していくマリコの感情がうまくシンクロした気がします」と語る。

マンゴールド監督はふたりに絶大な信頼を寄せており、彼女たちは演技するだけではなく、多くのアイデアを出し、映画作りに関わった。「現場に日本のスーパーバイザーがいないので、日本語の言い回しも自分たちで考えられました。その分、責任をもって発言をしなければならなかったですし、衣装もコスチュームデザイナーの方と一緒に買い物に行って洋服を選ぶこともありました。真田さんとも『ファンタジーの部分は楽しんでもらえるようにしたいけど、歴史的な部分は間違いたくないよね』と話していました」(TAO)「アクションでも、振り付けを覚えるのは当然で、キャラクターを考えて『彼女だったらどう戦うのか?』という部分までやりたい、という気持ちがありました。トレーニングを積んで身体ができていくと、自分も少しユキオに近づいてきたかなって(笑)。コスチュームデザイナーの方と話し合って、作っていただいた衣装を着てアクションをしてみて……そういう作業の中で少しずつ自分がユキオになっていった気がします」(福島)

ふたりはモデルとしても活躍しており、世界中の女性が彼女たちを支持しているが、本作に登場するマリコとユキオは“現代の日本女性のアイコン”として再び世界中の人々を魅了するのではないだろうか。

『ウルヴァリン:SAMURAI』
9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます