おもちゃをなくさなくなる! 4つの対策と習慣

ここからは具体的に、おもちゃをなくさないようにするための対策と習慣についてご紹介します。

日々の生活と照らし合わせながら実践できそうなものをチェックしてみましょう。

1: 「なくしても買わないからね」と忠告しておく

買ってあげた後や、遊ぶ前に「もし無くしても買わないからね。大切にするんだよ」と一声かけておきましょう。

それだけでも子どもの意識は変わりますし、何も忠告しないのと比較すると、おもちゃを大切にしようという考えに向かいやすくなります。

ただし、何度もしつこく忠告してしまうと、「分かってる!」「しつこい!」と子どもの自立心を損なわせてしまう可能性があるので注意しましょう。

2: 「定位置」を決める

どこに何をしまうのか、定位置を決めておくことも大切です。

例えば、「おままごとはまとめて大きなおもちゃ箱」「クレヨンや塗り絵、画用紙は引き出し」「ロボットやお人形は並べて棚に飾るように」など、おもちゃごとにしまうスペースや収納場所を決めておきます。

これらが習慣化されればどこに何があるのかを次第に覚えていきますし、子どもに多い「どこいった!?」が大幅に少なくなります。

3: 引き出しにしまうものを書いておく

引き出しやロッカー、おもちゃ箱などにしまうものを書いておくのもおすすめです。

文字が読める年齢の子どもであれば、「おままごと」「おにんぎょう」「ねんど」などと書いておけばOK。

直接引き出しなどに書くことに抵抗があれば、お名前シールを活用したり、紙にしまうものを書いてそれをテープで貼り付ければ、いつでも取り外せるのでおすすめです。

また、文字が読めなくても、しまうものをイラストにしてシールや紙に描き込んで貼れば、小さな子どもでも何をしまう場所なのかを把握することができます。

例えば、おままごとであればフライパンや包丁を描いておいたり、お絵かき用品は、クレヨンやえんぴつの絵を描くなど、分かりやすいよう工夫してみましょう。

4: こまめに片づける習慣を作る

やはり重要なのはこまめに片づける習慣です。

次から次へとおもちゃを出して、最後にまとめて片づけると、部屋の隅っこに細かいおもちゃが残されたり、思わぬすきまや段差などにおもちゃが隠れてしまうことがあります。

たくさん出してからまとめて片づけるのではなく、別のおもちゃで遊ぶ際には一旦遊び終わったおもちゃを片づけるようにしたり、その場を離れる際には短時間であってもひとまず片づけるなど、こまめな片づけを習慣化させましょう。

子どもは頻繁におもちゃをなくしますよね。何度も何度もなくされてウンザリしてしまう……というママは多いはず。

今回の記事ではそんなママのために、なくさないための対策や習慣についてご紹介しました。

おもちゃをなくさないための対策・習慣は、これから先、学生や大人へと成長していった際にも活用できます。

今のうちから「片づけ」について子どもによく理解してもらうと良いでしょう。