『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『ブロークン・フラワーズ』のジム・ジャームッシュ監督4年ぶりの最新作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』が12月に日本公開されることが決定し、トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントンが登場する場面写真が公開された。

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本作は、ミュージシャンとしてアンダーグラウンドシーンで活躍している吸血鬼のアダム(ヒドルストン)と、彼と何世紀にも渡って愛し合ってきた恋人のイヴ(スウィントン)、そしてふたりの前に現れたイヴの妹のエヴァ(ミア・ワ シコウスカ)を主人公にした少し不思議なラブ・ストーリー。ジャームッシュ監督が7年もの間、温めていた企画で、本年度のカンヌ映画祭コンペティション部門に出品され、大きな話題を集めた。

主演のヒドルストンは、1981年生まれの英国人俳優で、王立演劇学校を卒業した演技派俳優。2011年に『マイティ・ソー』で主人公ソーの弟ロキ役に抜擢され、高い評価を集め、続く『アベンジャーズ』や来年2月公開の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でも同役を演じ、熱狂的なファンを獲得している。

本作は他にもジョン・ハートやアントン・イェルチン、ジェフリー・ライトら個性的なキャストが集結し、ジャームッシュ監督とも共作でアルバムを発表しているオランダの現代音楽家ジョゼフ・ヴァン・ヴィセムが音楽を手がけている。

『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
12月 TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開