【お笑い】“MANZAI”は“漫才”であり、“萬歳”でも、ある!

2011.12.18 6:00

『M-1』なきあと、お笑い芸人たちの頂点を決めるイベントといえばコレ、『THE MANZAI2011』。今回は“漫才”のMANZAIたるゆえんを参考文献豊富に語ります。

いやぁー、なんだかんだ言って『THE MANZAI2011』決勝大会が盛り上がったじゃん。
あれぞ、2011年、日本で最高にオモロイMANZAI師だった、ってわけだ。
ところで、MANZAIは漫才であり、萬歳でもあるって知ってた?
平安時代に「萬歳」が生まれ、「萬才」になり「万才」となり、昭和初期、横山エンタツ&花菱アチャコの登場で「漫才」となったって知ってる?
そして80年代の漫才ブーム。
あのときを境に、「マンザイ」、あるいは「MANZAI」と呼ばれるようになったって知ってる?

んじゃ、ここでちょっと漫才について、軽く語りましょ。

 

      












『M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010 [DVD]』
 
発売元:よしもとアール・アンド・シー
<セブンネットショッピングで購入>


漫才の“いま”をおさらいすんなら、まずは「M-1グランプリ」でしょ。
ながーい、漫才史においても2000年代は「M-1」を語ればザッツ・オール。
それ以上でもそれ以下でもない。
その「M-1グランプリ」の10年の軌跡をギュギュギューッ! と詰め込んだ決定版! がこれ。 
だって、収録内容すごいもん。

歴代チャンピオン漫才/大会委員長・島田紳助インタビュー/歴代チャンピオンのM-1初挑戦映像/島田紳助・松本人志、絶賛の決勝ネタ/M-1グランプリの申し子・笑い飯、2002年~2009年までの決勝ネタを一挙に収録/M-1グランプリ秘宝館

てんこもり、だもんなぁ。

「M-1グランプリ」をサッサッサーッ~と把握したいなら、本でどやねん。

     

 








『M-1完全読本 2001-2010』  
ヨシモトブックス
 

M-1もいいけど、やすきよも必須アイテム。
不出世の黄金コンビやすきよを知るならこの全5巻シリーズを!

      

 









『20世紀名人伝説 爆笑!!やすしきよし漫才大全集 VOL.1 [DVD]』 
発売元:R and C Ltd.
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DVDには同時代に活躍したB&Bやセントルイスの漫才も入ってるけど、意外と噛むのよね、彼らって。とは言え、あんだけ早口だと、噛むな、そりゃ。噛むのがナチュラルだ。
ところが、やすきよは……噛まない、とにかく噛まない、すんごい早口なのに噛まない。ちょっと驚き。しかもオモロイ。名人だね、名人芸だったよ、うん。

  







『やすし・きよしと過ごした日』
木村政雄著 
文藝春秋


やすきよの敏腕マネージャーとして知られる著者が、8年間ともに歩み、栄光の階段を駆け上がるまでの日々を振り返った回顧録。
この不出世の漫才師が、その絶頂期にありながら、なぜ解散への道を選ばずにはいられなかったのか? 
その一点にのみ絞って、当時のふたりに密着して描いたノンフィクションが、

      

 

 





『やすし・きよしの長い夏』 
近藤勝重著 
ランダムハウス講談社
<セブンネットショッピングで購入>


これは、実はかなりすごい一冊だね。読む価値大アリ。
やすしには狂気があって、きよしにも狂気があって。ひょっとしたらやすしよりも狂気がある。
芸人って怖い、芸人って哀しい。
そう思った、これ読んでると。
必読だね、必読。

“フィクションのやっさん”を読みたいならこっち。

   
 

 







『天才漫才師 横山やすし』
小林信彦著 
文藝春秋 
 

ここまで来たらやっさんの自伝も。

『まいど横山です』
横山やすし著  
徳間書店 

これは正真正銘、やっさん自身がえんぴつ舐め舐め書き下ろした自伝。
読むと疲れる、そんな1冊。
天才芸人の“芸筆“とでもいうべき、得たいの知れないパワーのある文体に引きずり込まれる。
で……疲れる。正味のはなし。
 

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