(写真左より)佐野恵太(横浜DeNAベイスターズ)、三浦大輔監督

3月1日、横浜DeNAベイスターズのフロント、監督、スタッフ、選手が横浜スタジアムに集結。昨年に引き続き、横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮より神職を招き、チームの必勝を祈願した。三浦大輔監督は「ここにいるファン、全国のファンとともに『横浜頂戦』のスローガン通り、頂点に上り詰めましょう」とメッセージを送った。必勝祈願後に三浦監督は佐野恵太主将とともにメディア対応を実施し、次のようにコメントした。

三浦監督「このようにファンと一緒にできて気持ちがグッと引き締まる。心を込めて必勝を祈願した」
佐野「こうやってファンと一緒に必勝祈願ができて僕もうれしい。横浜に戻ってきて開幕までしっかり準備したい」

指揮官も主将もハマスタに声出し声援が帰ってくることを心待ちにしていた。
三浦監督「オープン戦で久しぶりに声援を聞いて、こういう感じだったと懐かしく思ったが、ここ横浜で満員のファンの応援の中プレーすることを思うとワクワクする」
佐野「デスターシャのパフォーマンスをスタンドのファンと一緒にやりたい。そのためにもがんばってホームランを打ちたい」

三浦監督は昨日、右三角筋後部繊維肉離れの診断を受けた開幕投手候補の大貫晋一について言及。「無理する時期ではない。焦らすことはしないが、早く戻ってきてくれることを願っている。『焦らず直して、戻ってきたらしっかりローテーションを守れるように』と本人に話はした」と明かした。また足の張りで2月26日のオープン戦を回避した佐野だが、本人は「問題ない。昨日から合流しているし、今日も練習するので。今週末のオープン戦も大丈夫」とのこと。

開幕までのチームとしての準備、個人としての準備を問われた佐野は「チーム全体としては勝ちにこだわりたい。勝ちながら反省していけるようにして開幕に臨みたい。個人としては一打席も無駄にせずに開幕に向けて準備したい」と返答した。シーズンに向けては「勝利すること、勝つことが一番のファンへの恩返しだと思う。チームが勝利する中で、自分も貢献したい」と力を込めた。

DeNAは横浜スタジアムでの3月4日(土)・5日(日)・埼玉西武ライオンズ戦、11日(土)・12日(日)・中日ドラゴンズ戦、14日(火)・15日(水)・阪神タイガース戦など、オープン戦17試合を戦い、3月31日(金)・京セラドーム大阪での阪神との開幕戦に臨む。