第18回釜山国際映画祭オープニングセレモニーに登場した福山雅治 (C)2013『そして父になる』製作委員会

福山雅治主演、是枝裕和監督の新作『そして父になる』が開催中の第18回釜山国際映画祭の“アジア映画の窓”部門で上映されることになり、福山、二宮慶多、黄升ゲン、是枝監督がオープニングセレモニーに登場した。

セレモニーには約3000人の観客が集まり、福山らを乗せた車が到着すると会場からは大きな歓声があがった。福山は「すごく歓迎をされていてうれしいです。すごく華やかで、またヨーロッパとは違う華やかさで楽しみにしています」とコメント。是枝監督は本作でカンヌ、トロント、サン・セバスチャン、ニューヨークとすでに4つの映画祭を訪れており、翌日に行われる本作の公式上映を前にリラックスした表情を見せた。

本作は、ある日突然、自分の子どもが病院で取り違えられたという事実を突きつけられた親の姿を通して、愛、絆、家族とは何かを問うヒューマンドラマ。福山が主人公の父親役を務め、その妻を尾野真千子が、子どもを取り違えられてしまったもうひと組の夫婦をリリー・フランキーと真木よう子が演じる。

『そして父になる』
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