4:放課後子供教室や児童センター、民間の学童で過ごす

学童は雰囲気が合わずに行きたがらなくなったけど、まだ家で留守番させたり、友達同士で自由に遊ばせるには不安という場合、学童に代わる“大人の目が行き届いた居場所”を見つける必要があります。

「学童は人が多くてうるさいと早々に嫌がった娘ですが、民間の学童に見学に行ったところ比較的気に入ったので通わせることに。

有料なので、本当なら学校の学童に通ってくれたほうが家計的には助かるんですが、民間学童は送迎してくれたり、宿題の面倒を見てくれたり、クラブ活動があったりと行き届いていて子どもも楽しく通えているので、ありがたいです」

「近くに幼稚園の頃から通っている児童センターがあるので、毎日のように閉館までそちらでお世話になっています」

民間学童は、「明光キッズ」や「リックキッズ」など、自治体主体ではなく民間企業主体で運営している、有料の学童のこと。夜遅くまで開いていて送迎サービスや充実したプログラムがあり、共働き世帯に人気です。

児童センターは地域の児童に安心して遊べる居場所を提供してくれる児童福祉施設。未就学児を連れて遊びに行ったことがある方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんだけでなく、18歳までの子どもも遊ぶことができます。

また、地域によっては、放課後子供教室という、学童ではないですが学校の空き教室などを使って子どもをみてくれる場所もあります。学童と一体化しているところもありますが、大体は指導員や活動内容が違ったりするので、利用してみてもいいかもしれません。

子どもが学童に行き渋っている場合、まずは大人の目があるこれらの場所を選択肢として考えてみるのもよさそうです。

特に共働き世帯にとってありがたいサービスである学童。でも、学童を離れて、子どもが放課後を自由に過ごすようになる日が遅かれ早かれやって来ます。

中には、急に学童のない放課後を過ごさせるのが心配で、学年が上がるにつれて少しずつ自由な日を増やしていって慣らしたというママもいました。

親子でルールを話し合いながら、学童のない放課後をトラブルなく、楽しく過ごせるといいですね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。