『恋するリベラーチェ』のマイケル・ダグラス

マイケル・ダグラスと元妻ディアンドラが起こした刑務所改革の運動にストップがかかった。有名人を特別扱いしないというのが理由だ。

麻薬所持と取引の容疑で服役中のダグラスの息子キャメロンは、現在、肉親とも面会することを許されていない。『恋するリベラーチェ』(日本は11月1日(金)公開)でエミー賞を受賞したダグラスは、授賞式でもスピーチでそのことに意義を唱えたが、元妻は、ウェブサイトChange.com上で、息子に会えるようルールを改革すべく、ハリウッドのセレブリティの支持を呼びかけた。運動は勢いを増していたにも関わらず、ある時、説明もなく、そのメッセージはウェブサイト上から姿を消した。理由は、ドラッグに関する法律についての団体が、「有名人を特別扱いするのは不公平」と考えたかららしい。

ダグラスとディアンドラは1977年に結婚し、2000年6月に離婚。ダグラスは同年11月にキャサリン・ゼタ=ジョーンズと再婚した。ダグラスとゼタ=ジョーンズは、現在、別居状態にあるが、今のところ離婚の意志はないという。キャメロンは、ダグラスとディアンドラの間に生まれた唯一の子供で、ダグラスの長男に当たる。

文:猿渡由紀