(写真左より)山村宏太監督(サントリーサンバーズ)、大宅真樹(同)、クレク,バルトシュ(ウルフドッグス名古屋)、ヴァレリオ,バルドヴィン監督(同) (C)V.LEAGUE

2年連続で同じ顔合わせである。サントリーサンバーズとウルフドッグス名古屋が『中央日本土地建物グループ presents 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・ファイナルステージ ファイナル』で再び激突する。4月20日に前々日会見を実施、両チームの指揮官・主将が明後日に迫った決戦に向けて意義込みを語った。

サントリー・山村宏太監督「『ファイナル4』はすべてフルセットで勝ち切ることができたが、第2戦の名古屋戦がターニングポイントだったと思う。名古屋は強敵でタフな試合になると思うが、まず最初の流れをどっちが掴むかが大事。3連覇がかかっているので、意識し過ぎず自分たちのバレーをして、その先に3連覇があると思う」
大宅真樹主将「明後日いよいよ『ファイナル』、自分自身ワクワクしている。3連覇の想像以上のプレッシャーがかかる中、また『ファイナル』に戻って来られてうれしく思う。もちろん勝ちにこだわりながらプレーするが、この独特な雰囲気の中バレーを楽しむのが一番。明後日は最高のパフォーマンスをするだけ」

WD名古屋・ヴァレリオ,バルドヴィン監督「もちろんここに来られてよかった。これはシーズン序盤から『ファイナル』に来るのが夢だった。タフな戦いを経て、ここに来られてうれしいが、我々は成し遂げなければならないことがある。強い相手だが、成し遂げるべきことを成し遂げたい」
クレク,バルトシュ主将「本当にここに戻って来られてうれしく思うし誇りに思う。しかも2年連続で。サントリーは本当にすごいクラブ。『ファイナル4』でサントリーと試合をした時はまだ完ぺきではなかった。チャンピオンになるためすべきことをすべてやりたい。ファンには最高のゲームをすることを約束したい」

相手の印象を問われた両主将はリスペクトに満ちたコメントを発した。
大宅「名古屋は今季すべてのスキルで安定感が増している印象が強い。僕らも攻撃力で自信があるが、1本で落ちない、スカッと決めさせてくれない。こちらが崩れたらおしまい。サーブでプレッシャーをかけてくるので、そこを耐え切れたら、僕らの勝つチャンスが広がると思う。本当にどちらが勝ってもおかしくない相手。決勝戦にふさわしい相手だと思うので、リスペクトしている」
クレク「サントリーはV2しているのは偶然とか運がいいとかではない、本当に素晴らしいチーム。ウィークポイントはどこか、自分たちのアドバンテージはどこかとか見つけるのは非常に難しい。両チームとも力が拮抗しているので、しっかり戦わないといけない。素晴らしいライバルとの対戦をうれしく思う」

果たして、サントリーか3連覇を達成するのか、WD名古屋がリベンジし7季ぶりの2度目のリーグ制覇を決めるのか。『V・ファイナルステージ ファイナル』サントリー×WD名古屋は4月23日(日)・国立代々木競技場第一体育館にて開催。チケット発売中。試合の模様はNHK BS1にて生中継。