三木孝浩監督

嵐の松本潤が27日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた主演作『陽だまりの彼女』のヒット御礼舞台あいさつに、メガホンを執った三木孝浩監督とともに出席した。公開から2週間が経ち、観客動員は83万人。興行収入は10億円を突破しており、松本は「自分にとっても大切な作品。勢いよく30代をスタートできた」と20代最後の主演作のヒットに、喜びを噛みしめていた。

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“女子が男子に読んでほしい恋愛小説NO.1”として人気を博す越谷オサム氏の同名小説を映画化。新人営業マンの浩介(松本)と、美しい女性へと成長を遂げた中学時代の幼なじみ・真緒が10年ぶりに再会を果たすことから始まるラブストーリー。真緒が抱える“不思議な秘密”が奇跡のハッピーエンドを導き出す。

『ソラニン』『僕等がいた』で知られる三木監督は「また(舞台に)立てるのは監督としても嬉しい」とニッコリ。封切りから2週連続で興行ランキングの1位をキープし「自分の作品が1位になるのは初めての経験。作品はそれぞれ、自分の子どものような存在なので、愛されていると感じるのは嬉しいですね」と目を細めていた。

当初、出席予定だった真緒役の女優・上野樹里は、インフルエンザでダウンし急きょ欠席し、「三木監督、松本さん、こんな大事な日をふたりだけにお任せしてしまい、ごめんなさい。私の分まで、みなさんに大ヒットの御礼をよろしくお願いします」とメッセージを寄せた。初共演した松本は「現場ではすごく集中される方で、役になりきっている。その姿勢が素敵だなって。それに意外とよくしゃべるんですよ」と上野の素顔を明かしていた。

『陽だまりの彼女』
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